【完全版】大谷翔平の通算成績まとめ!日米全記録

大谷翔平 通算成績

「二刀流」として野球の歴史を塗り替え続ける大谷翔平選手。

その圧倒的なパフォーマンスは、日本だけでなく世界中のファンを魅了しています。

この記事では、「大谷翔平の通算成績」について詳しく知りたいあなたのために、投手と打者それぞれの活躍を、日本ハム時代成績から最新のメジャーでの記録まで、あらゆるデータを網羅的に解説します。

これまでに獲得したタイトル一覧や、ファンが気になるホームランの軌跡、そして今後のキャリアで達成が期待される通算勝利数や日米通算安打の記録についても、データを基にした客観的な予想を交えながら、分かりやすく紐解いていきます。

この記事を読むことで、以下の点について理解を深めることができます。

当記事のポイント
  • 日本ハム時代からメジャーまでのキャリアを通じた成績の変遷
  • 投手と打者、それぞれの年度別パフォーマンスと詳細なデータ
  • これまでに獲得した主要なタイトルと受賞歴の一覧
  • 今後の記録達成に関する具体的な予想と将来の展望
目次

大谷翔平の通算成績をキャリア別に紹介

速報BASEBALL徹底解説
速報BASEBALL徹底解説
  1. 伝説の始まり!日本ハム時代成績
  2. メジャーで証明した二刀流の価値
  3. 投手としての圧倒的なパフォーマンス
  4. 打者として歴史を刻むバッティング
  5. これまでに獲得したタイトル一覧

伝説の始まり!日本ハム時代成績

大谷翔平選手の伝説は、2012年のドラフト1位で北海道日本ハムファイターズに入団したことから始まりました。

高校時代から160km/hを投げる投手として注目されていましたが、プロ入り後は打者としても非凡な才能を発揮し、「二刀流」としての挑戦がスタートします。

入団当初は、プロの世界で二刀流が通用するのかという懐疑的な声もありました。

しかし、彼はその常識を覆していきます。投手としては速球と鋭い変化球を武器に勝ち星を重ね、打者としては年々長打力を増していきました。

特に2016年シーズンは圧巻で、投手として10勝を挙げ、防御率1.86を記録。

打者としては打率.322、22本塁打という驚異的な成績を残し、チームの日本一に大きく貢献し、リーグMVPに輝きました。

この活躍は、日本中に衝撃を与え、二刀流の可能性を完全に証明したのです。

以下に、日本ハム時代5年間の年度別成績をまとめました。

投手成績(日本ハム時代)

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年度防御率登板勝利敗戦奪三振
20134.23133046
20142.6124114179
20152.2422155196
20161.8621104174
20173.2053229
通算2.52854215624

打者成績(日本ハム時代)

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年度打率試合安打本塁打打点
2013.2387745320
2014.27486801031
2015.2027033517
2016.3221041042267
2017.3326567831
通算.28640232948166

このように、日本での5年間で投手として42勝、打者として48本塁打という前人未到の記録を打ち立て、彼は満を持して世界最高峰の舞台、メジャーリーグへと挑戦することになります。

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メジャーで証明した二刀流の価値

2018年、大谷翔平選手はロサンゼルス・エンゼルスと契約し、メジャーリーグでのキャリアをスタートさせました。

日本時代と同様、二刀流としての挑戦には多くの注目が集まりましたが、同時に最高峰の舞台で通用するのかという疑問の声も少なくありませんでした。

しかし、彼はシーズン開幕から投打にわたる活躍でその実力を証明します。

投手としては100マイル(約161km/h)を超える速球で三振の山を築き、打者としては力強いスイングで次々と長打を放ちました。

この衝撃的なデビューは全米の野球ファンを驚かせ、シーズン終了後には見事アメリカン・リーグの新人王に選出されます。

その後、怪我による離脱を経験しながらも、2021年には歴史的なシーズンを送ります。

投手として9勝、打者として46本塁打を記録し、オールスターゲームでは史上初の投打同時出場を果たしました。

この年のオフには、満票でアメリカン・リーグのMVPを獲得。二刀流選手として、ベーブ・ルース以来の伝説的な存在であることを誰もが認めることになりました。

続く2022年には、MLB史上初となる「投打のダブル規定到達」という偉業を達成。そして2023年には、アジア人選手として初の本塁打王に輝き、2度目のリーグMVPを受賞しました。

2023年オフにはロサンゼルス・ドジャースとプロスポーツ史上最高額となる契約を結び、世界中の注目を集めました。

打者に専念した2024年は、前人未到の50本塁打・50盗塁を達成し、チームの世界一に貢献。自身もリーグMVP、本塁打王、打点王の三冠を獲得するという、まさに漫画のような活躍を見せています。

投手としての圧倒的なパフォーマンス

大谷翔平選手の投手としての最大の魅力は、剛速球と多彩な変化球を組み合わせた圧倒的な奪三振能力です。

メジャー移籍後もその力は健在で、数々の強打者から三振を奪ってきました。

特に「スイーパー」と呼ばれる大きく横に変化するスライダーや、鋭く落ちる「スプリット」は彼の決め球として知られており、打者を翻弄します。

メジャーリーグでのキャリアを通じて、奪三振率は常に高い水準を維持しており、投手としての価値を明確に示しています。

2022年には、自己最多となる15勝を挙げ、防御率2.33、219奪三振という素晴らしい成績を記録。

サイ・ヤング賞の候補にも名前が挙がるなど、リーグを代表するエース級の投手として評価を確立しました。

以下に、メジャーリーグでの年度別投手成績をまとめました。

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年度チーム防御率登板勝利敗戦奪三振
2018エンゼルス3.31104263
2020エンゼルス37.802013
2021エンゼルス3.182392156
2022エンゼルス2.3328159219
2023エンゼルス3.1423105167
2025ドジャース3.75121149
通算3.01983920657

※2020年は怪我の影響で登板数が少なくなっています。2025年はシーズン途中(データベース時点)の成績です。

打者として歴史を刻むバッティング

大谷翔平選手の打者としての魅力は、なんといってもその規格外のパワーから生まれる長打力です。

広角に打ち分ける技術と、驚異的な飛距離を誇るホームランは、見る者を常に魅了します。

メジャー移籍後、年々そのパワーは増しており、2021年にはシーズン46本塁打を記録し、MVP獲得の大きな原動力となりました。打球の速さもメジャー屈指で、彼の放つ打球は常に相手チームの脅威となっています。

そして2023年には、44本塁打を放ち、日本人選手としてだけでなく、アジア出身の選手としても史上初となるアメリカン・リーグの本塁打王のタイトルを獲得しました。これは日本の野球史においても金字塔と言える快挙です。

さらに、彼の打撃はパワーだけではありません。俊足も兼ね備えており、盗塁数も多く記録しています。2024年には、打者専任のシーズンで50本塁打と50盗塁を同時に達成するという、前代未聞の記録を打ち立てました。

以下に、メジャーリーグでの年度別打者成績をまとめました。

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年度チーム打率試合安打本塁打打点盗塁
2018エンゼルス.28511493226110
2019エンゼルス.286106110186212
2020エンゼルス.19046297247
2021エンゼルス.2571581384610026
2022エンゼルス.273157160349511
2023エンゼルス.304135151449520
2024ドジャース50+100+50+
通算.27471668117143786
通算.27471668117143786

※2024年以降はデータベースに基づく記録です。通算成績は2023年シーズン終了時点のものです。

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これまでに獲得したタイトル一覧

大谷翔平選手がこれまでに獲得してきた数々のタイトルは、彼の偉大さを物語っています。日本プロ野球(NPB)とメジャーリーグ(MLB)の両方で、投打にわたる最高の栄誉を手にしてきました。

特に、両リーグでのシーズンMVP選出は、彼の歴史的な価値を象徴するものです。以下に、これまでに獲得した主要なタイトルと受賞歴をまとめました。

主な受賞歴

  • NPB
    • 最優秀選手(MVP):1回(2016年)
    • ベストナイン:3回(投手部門1回、指名打者部門2回)
    • 最優秀防御率:1回(2015年)
  • MLB
    • 最優秀選手(MVP):3回(2021年、2023年、2024年)
    • 新人王(2018年)
    • 本塁打王:2回(2023年、2024年)
    • 打点王:1回(2024年)
    • シルバースラッガー賞(指名打者部門):2回
    • エドガー・マルティネス賞(最優秀指名打者賞):3回
    • オールMLBチーム選出(先発投手部門・指名打者部門)

これらのタイトルは、彼が単なる優れた選手ではなく、野球の歴史において特別な存在であることを示しています。

今後も彼のコレクションに新たな栄誉が加わっていくことは間違いないでしょう。

大谷翔平の通算成績から見る今後の可能性

イメージ:大谷翔平投手
イメージ:大谷翔平投手
  • 投手としての通算勝利数の推移
  • ファンを魅了するホームランの軌跡
  • 達成が期待される日米通算安打記録
  • 今後のキャリア成績を大胆に予想
  • 振り返る大谷翔平の偉大な通算成績

投手としての通算勝利数の推移

大谷選手の投手としてのキャリアは、輝かしい実績と怪我との戦いの歴史でもあります。

日本ハム時代には、プロ3年目の2015年に自己最多の15勝を記録し、若きエースとして君臨しました。

メジャー移籍後も、1年目からその実力を発揮しましたが、右肘のトミー・ジョン手術などの影響で、登板できないシーズンも経験しています。

しかし、その逆境を乗り越え、2021年以降は再び投手として本格的に活躍。2022年にはメジャーでのキャリアハイとなる15勝を挙げ、完全復活を遂げました。

日米通算の勝利数は、2025年のシーズン途中の時点で82勝(NPB42勝、MLB40勝)に達しており、日本人メジャーリーガーとしての一つの目標である100勝も現実的な目標として視野に入っています。

2025年からは投手としても復帰し、ドジャースのワールドシリーズ連覇を目指す中で、彼の勝利数がどこまで伸びていくのか、多くのファンが期待を寄せています。

ファンを魅了するホームランの軌跡

大谷選手のバッティングの代名詞といえば、やはりホームランです。

滞空時間の長い、美しい放物線を描く一打は、スタジアムの雰囲気を一変させる力を持っています。

日本ハム時代からその長打力は注目されていましたが、メジャーリーグ移籍後はさらにパワーアップし、リーグを代表するホームランバッターとなりました。

2021年の46本塁打は、シーズンを通してMVP争いを演じる中で生まれた劇的なものでした。

そして、2023年には44本でついにアジア人初の本塁打王のタイトルを獲得。

これは、パワーではメジャーの選手に及ばないという、これまでの日本人打者のイメージを完全に覆す快挙でした。

彼のホームランは、単なる数字以上の価値を持っています。

チームを勝利に導く一打であることはもちろん、見る者すべてに夢と興奮を与えてくれます。

日米通算の本塁打数は、すでに200本を大きく超えており、今後どこまでこの数字を伸ばしていくのか、その一本一本から目が離せません。

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達成が期待される日米通算安打記録

大谷選手はホームランバッターとして注目されがちですが、確実性の高いバッティングも持ち味の一つです。

日本とメジャーの両方でヒットを積み重ねており、日米通算安打記録も今後のキャリアで注目されるポイントの一つです。

2023年シーズン終了時点で、彼の日米通算安打は1010本(NPB329本、MLB681本)に到達しています。

今後も安定した活躍を続ければ、1500本、そして2000本といった大きな節目も見えてくるでしょう。

日本人選手のメジャーリーグでの安打記録としては、イチロー選手が残した3089安打という偉大な記録が存在します。

この記録に到達するのは容易なことではありませんが、大谷選手なら何かを成し遂げてくれるのではないかと期待させる魅力があります。

まずは、松井秀喜選手が記録した日米通算2643安打が、一つの目標となるかもしれません。

彼のバットが、今後どれだけのヒットを生み出していくのか、楽しみに見守りたいところです。

今後のキャリア成績を大胆に予想

大谷選手のこれまでの活躍を踏まえると、今後のキャリアでさらなる金字塔を打ち立てる可能性は非常に高いと考えられます。

まず、投手としては、2025年の二刀流復活が大きな鍵となります。

怪我からの完全復活を果たせば、再びシーズン10勝以上を挙げることが期待されます。

日米通算100勝の達成は、ほぼ確実視されており、その後も勝利数を積み重ねていくでしょう。

打者としては、すでにメジャーを代表するスラッガーであり、今後複数回の本塁打王を獲得する可能性も十分にあります。

キャリア通算でのメジャーリーグ300本塁打、さらには400本塁打も夢ではありません。

また、50-50を達成した走力も健在で、今後も投打走すべてでファンを魅了し続けるはずです。

最終的なキャリア通算成績を予想するのは困難ですが、「投手として150勝、打者として400本塁打」という、誰も想像し得なかった領域に到達する可能性さえ秘めています。

彼の挑戦は、野球というスポーツの限界を押し広げ続けていくでしょう。

振り返る大谷翔平の偉大な通算成績

速報BASEBALL_まとめ

この記事では、大谷翔平選手のこれまでのキャリアと通算成績について、様々な角度から詳しく解説してきました。

最後に、彼の偉大な記録の要点を以下にまとめます。

当記事のまとめ
  • 日本ハム時代に二刀流の基礎を築いた
  • 投手として日本では通算42勝を記録
  • 打者として日本では通算48本塁打を放った
  • 2016年に投打で圧倒的な成績を残しリーグMVPを獲得
  • 2018年にメジャーデビューし新人王に選出
  • 2021年に打者として46本塁打を記録しMVPに輝く
  • 2022年に史上初のダブル規定到達を達成
  • 2023年にアジア人初のア・リーグ本塁打王となる
  • メジャーリーグで通算3度のMVPを受賞
  • 投手としての日米通算勝利数は80勝を超えている
  • 打者としての日米通算本塁打は200本を大きく突破
  • 2024年には前人未到の50-50を達成
  • ドジャースとプロスポーツ史上最高額で契約
  • 投手としては2025年に二刀流として復帰予定
  • 今後のキャリアでさらなる記録更新が期待される

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この記事を書いた人

外資系企業のメディア担当として、海外サッカーやMLB関係の記事を多数執筆。プロ野球では中日ドラゴンズのファンを20年間継続しており、浅尾選手をリスペクトしています。野球専門メディアとして、12球団の最新情報や大谷選手特設ページなどの情報をたくさん更新していきます。

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