石川雅規選手の2025年シーズンの年俸は推定4000万円
東京ヤクルトスワローズの石川雅規選手は、2025年現在も現役を続ける45歳のベテラン投手として注目を集めています。
24年連続勝利という前人未到の記録を持つ石川雅規選手の年俸がどのように推移してきたのか、そして今後の契約や200勝達成への道筋について詳しく解説します。
- 石川選手の生涯年俸は約24億円(※スポンサー収入なし)
- 2025年シーズンの年俸は推定4000万円
- 最高年俸は2億円

【2025年最新情報】石川雅規の現在の年俸はいくら?


石川選手は数少ない40代のプロ野球選手。
近年は40代のベテランが一気に引退してしまったので、彼がどこまで現役を続けられるかはプロ野球ファンみんなが注目をしていますね!
2025年の年俸は4000万円で大幅ダウン
ヤクルトスワローズの石川雅規選手の2025年シーズンの年俸は推定4000万円となっています。
これは前年2024年の6750万円から2750万円の大幅減額となり、減額制限を超える契約更改となりました。2024年シーズンは1勝にとどまったことが年俸減額の主な要因とされています。
45歳という年齢を考慮すると、現役続行自体が困難な状況にありながら、球団側も石川雅規選手の功労者としての価値と24年連続勝利という偉業を評価し、現状維持に近い条件での契約継続を決断したと考えられます。
過去最高年俸は2015年・2012年の2億円
石川雅規選手のプロ野球人生における最高年俸は、2015年と2012年の推定2億円でした。
2015年は14年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献し、9月には5勝0敗、防御率1.21という圧倒的な成績で月間MVPを受賞しました。
この年の活躍により、約2000万円増の2億円契約を勝ち取りました。
2012年の2億円契約は、2011年シーズンに10勝を記録し、通算100勝を達成したことが評価されたものでした。
この時期の石川雅規選手は、ヤクルトの絶対的エースとして君臨し、球界屈指の技巧派左腕として高く評価されていました。
プロ生涯年俸総額はいくら
石川雅規選手の2002年から2025年までの24年間の推定年俸総額は、約24億円に達します。
以下に年俸推移の詳細をまとめました。
石川雅規選手の年俸推移一覧表
年度 | 年俸(推定) | チーム | 主な成績・出来事 |
---|---|---|---|
2025年 | 4000万円 | 東京ヤクルトスワローズ | 24年連続勝利達成 |
2024年 | 6750万円 | 東京ヤクルトスワローズ | 23年連続勝利、1勝のみ |
2023年 | 9000万円 | 東京ヤクルトスワローズ | 22年連続勝利・安打 |
2022年 | 9000万円 | 東京ヤクルトスワローズ | 21年連続勝利、現役最年長 |
2021年 | 9000万円 | 東京ヤクルトスワローズ | 20年連続勝利、日本シリーズ勝利 |
2020年 | 1億500万円 | 東京ヤクルトスワローズ | 40歳開幕投手、19年連続勝利 |
2019年 | 9500万円 | 東京ヤクルトスワローズ | チームトップ8勝 |
2018年 | 1億2000万円 | 東京ヤクルトスワローズ | 通算160勝達成 |
2017年 | 1億8000万円 | 東京ヤクルトスワローズ | 4勝14敗、リーグ最多敗戦 |
2016年 | 2億円 | 東京ヤクルトスワローズ | 通算150勝達成 |
2015年 | 1億8000万円 | 東京ヤクルトスワローズ | リーグ優勝貢献、13勝 |
2014年 | 1億8000万円 | 東京ヤクルトスワローズ | 10勝、唯一規定投球回到達 |
2013年 | 2億円 | 東京ヤクルトスワローズ | 6勝に終わるも3年契約 |
2012年 | 2億円 | 東京ヤクルトスワローズ | 開幕戦無安打継続、1000奪三振 |
2011年 | 1億8000万円 | 東京ヤクルトスワローズ | 通算100勝達成 |
2010年 | 1億8000万円 | 東京ヤクルトスワローズ | 13勝、無傷11連勝 |
2009年 | 1億5500万円 | 東京ヤクルトスワローズ | 13勝、選手会長 |
2008年 | 9500万円 | 東京ヤクルトスワローズ | 最優秀防御率、GG賞 |
2007年 | 1億1500万円 | 東京ヤクルトスワローズ | 4勝、初完封 |
2006年 | 1億円 | 東京ヤクルトスワローズ | 初億円、オールスター |
2005年 | 8700万円 | 東京ヤクルトスワローズ | 開幕投手、10勝 |
2004年 | 7000万円 | 東京ヤクルトスワローズ | 11勝、長男誕生 |
2003年 | 3900万円 | 東京ヤクルトスワローズ | 12勝、結婚 |
2002年 | 1300万円 | 東京ヤクルトスワローズ | 新人王受賞、12勝 |
この生涯年俸総額は、一つの球団に在籍し続けた投手としては非常に高額な部類に入ります。
石川雅規選手の安定した成績と、ヤクルト一筋でのキャリアが、これだけの高額年俸総額を実現させたと言えるでしょう。
年俸推移の特徴
- 新人王受賞後、順調な右肩上がりの年俸アップ
- 2006年に初の1億円プレーヤー達成
- 2012年・2015年に最高年俸2億円を記録
- 2017年以降は年齢とともに段階的な減額傾向
- 2025年は大幅減額も現役続行
【24年間の変遷】石川雅規の年俸推移



8月7日の巨人戦で24年連続安打記録達成!
新人時代から2010年代の年俸上昇期
石川雅規選手は2002年に推定年俸1300万円でプロキャリアをスタートさせました。
新人王を受賞した翌年2003年には3900万円に大幅アップし、その後も順調に年俸を上昇させていきました。2004年は7000万円、2005年は8700万円と着実にステップアップを続けています。
2006年には初の1億円プレーヤーとなり、その後2007年に1億1500万円、2008年に9500万円、2009年に1億5500万円と安定した高年俸を維持しました。
この時期の石川雅規選手は、毎年10勝前後を記録する安定したローテーション投手として、球団からの信頼も厚いものがありました。
2015年リーグ優勝時の年俸ピーク
2010年代に入ると石川雅規選手の年俸はさらに上昇し、2010年と2011年は1億8000万円、2012年と2015年には最高額となる2億円に達しました。
特に2015年は、ヤクルトの14年ぶりリーグ優勝の立役者として大活躍し、13勝を記録しました。
この時期の石川雅規選手は、球界を代表する技巧派投手として確固たる地位を築いており、年俸面でもその実力が正当に評価されていました。
2013年から2016年まで4年連続で1億8000万円以上の高額年俸を維持し、ヤクルトの看板選手としての地位を不動のものにしていました。
2020年以降の年俸下降トレンド
2017年以降、石川雅規選手の年俸は徐々に下降傾向に入りました。
2017年の1億8000万円から2018年に1億2000万円、2019年に9500万円と段階的に減額されています。これは年齢的な衰えと登板機会の減少が影響していると考えられます。
2020年には1億500万円まで回復しましたが、その後2021年から2023年まで9000万円で推移し、2024年に6750万円、そして2025年には4000万円まで大幅に減額されました。
40代に入ってからの年俸推移は、ベテラン選手としての現実を如実に表していると言えるでしょう。
年俸が下がった理由は成績不振?


近年の登板数と勝利数の減少
石川雅規選手の年俸下降の最大の要因は、登板数と勝利数の減少にあります。
全盛期には年間30登板前後、10勝以上を安定して記録していましたが、近年は登板機会が大幅に減少しています。2024年シーズンは特に厳しく、わずか1勝という結果に終わりました。
登板数の減少は、先発ローテーションから外れる機会が増えたことが主な要因です。
若手投手の台頭や外国人投手の獲得により、石川雅規選手の出番は限定的になっています。球速の衰えやスタミナの低下も、登板機会減少の背景にあると考えられます。
40代投手として衰えは避けられない現実
45歳という年齢を考えると、石川雅規選手の身体能力の衰えは避けられない現実です。
最速球速は140km/h程度と元々速球派ではありませんでしたが、制球力やキレの部分でも若い頃のような鋭さを維持することは困難になっています。
回復力の低下により、先発投手としてのローテーション間隔を維持することも難しくなっており、中継ぎや敗戦処理などの役割での起用が増えています。
これらの要因が重なり、勝利数の減少と年俸の下降につながっているのが現状です。
それでも24年連続勝利の偉業達成
成績面での課題はあるものの、石川雅規選手は2025年4月9日の阪神戦で24年連続勝利という史上初の偉業を達成しました。
これは1年目から24年間、一度も勝利を逃すことなく続けている記録で、プロ野球界でも前例のない快挙です。
この記録は単なる個人記録にとどまらず、プロ野球史に永遠に刻まれる偉業として高く評価されています。
年俸面では厳しい状況にあるものの、このような歴史的記録を打ち立てることで、石川雅規選手の価値は金銭面を超越したものとなっています。



ベテランの活躍は嬉しいね!
石川雅規はなぜ高年俸だったのか



ヤクルトファンにとって4月9日の阪神戦は忘れられない勝利です!
新人王から始まった輝かしいキャリア
石川雅規選手が高年俸を維持できた理由は、新人年度からの一貫した活躍にあります。2002年に新人王を受賞し、その後も毎年安定した成績を残し続けました。
新人王受賞の意義
- 秋田県出身選手として史上初の新人王受賞
- 12勝という新人としては優秀な成績
- 地元での人気獲得により球団の集客力向上に貢献
- プロ1年目から期待に応える結果を残した証明
新人王受賞後も、石川雅規選手は期待に応える活躍を続けました。
初期キャリアの安定感
- 2003年:12勝(2年連続2桁勝利)
- 2004年:11勝(3年連続2桁勝利)
- 2005年:10勝(4年連続2桁勝利)
入団から4年連続で2桁勝利を記録し、球団史上3人目の快挙を達成しました。この安定感が高年俸の基盤となったのです。
最優秀防御率や月間MVPなど主要タイトル
石川雅規選手のキャリアハイライトとして、2008年の最優秀防御率獲得があります。防御率2.29という好成績で、初のタイトルを獲得しました。同年にはゴールデングラブ賞も受賞し、投手としての総合力の高さを証明しました。
石川雅規選手の主要タイトル・表彰歴
- 2002年:新人王
- 2008年:最優秀防御率(2.29)
- 2008年:ゴールデングラブ賞(投手部門で球団初)
- 2008年:月間MVP(4月)
- 2010年:月間MVP(7月)
- 2015年:月間MVP(9月)
月間MVPを3度受賞したことも、石川雅規選手の実力を物語っています。
2008年4月、2010年7月、2015年9月と、それぞれ異なる時期に受賞しており、長期間にわたって高いパフォーマンスを維持していたことがわかります。
2008年シーズンの圧倒的成績
- 防御率2.29でリーグ1位
- 12勝8敗の好成績
- 投手キャプテンとしてチームを牽引
- オールスター出場で勝利投手に輝く
これらのタイトルや表彰が年俸交渉での強力な材料となっていました。
ヤクルト一筋24年の功労者として
石川雅規選手がヤクルト一筋でキャリアを続けていることも、高年俸維持の要因の一つです。
現在のプロ野球界では、FA権を行使して移籍する選手が多い中、石川雅規選手は一度もFA権を行使せず、ヤクルトに貢献し続けています。
球団としても、長年チームを支えてくれた功労者に対する敬意を示す意味で、相応の年俸を用意してきました。
石川雅規選手の人柄や後輩への指導力も評価されており、単純な成績以外の付加価値も年俸に反映されていると考えられます。
他のヤクルト投手と年俸比較!石川雅規の立ち位置


現役ヤクルト投手陣との年俸比較
2025年の東京ヤクルトスワローズ投手陣の中で、石川雅規選手の年俸4000万円は中堅クラスの位置づけとなっています。
エースクラスの投手や外国人投手と比較すると低い水準ですが、45歳というベテランの年齢を考慮すれば妥当な金額と言えるでしょう。
ヤクルト投手陣年俸比較(推定)
- エースクラス:1億円以上
- 中堅主力投手:5000万円〜8000万円
- 石川雅規選手:4000万円(45歳ベテラン枠)
- 若手有望株:2000万円〜4000万円
- 育成・2軍選手:1000万円以下
若手有望株や中堅の主力投手と比較すると、石川雅規選手の年俸は登板機会や勝利数に見合った設定となっています。
ただし、功労者としての特別待遇や、24年連続勝利という記録保持者としての価値も年俸に反映されていると考えられます。
40代投手としては異例の高年俸時代
石川雅規選手が40代に入ってからも比較的高い年俸を維持してきたのは、プロ野球界でも異例のことです。
多くの投手は40歳前後で引退するか、年俸が大幅に下がることが一般的ですが、石川雅規選手は40代前半まで9000万円台の年俸を維持していました。
これは石川雅規選手の安定した成績と、連続勝利記録への期待、そして球団への貢献度が総合的に評価された結果です。
40代投手としてこれほど長期間高年俸を維持した例は、プロ野球史上でも稀有なケースと言えるでしょう。
功労者枠としての特別待遇の歴史
ヤクルト球団は伝統的に功労者に対する配慮が手厚く、石川雅規選手もその恩恵を受けています。
純粋な成績面だけでなく、長年の貢献や後輩への指導、ファンサービスなどの付加価値も年俸算定に含まれています。
石川雅規選手の存在は、若手選手にとって目標となり、チーム全体の士気向上にも寄与しています。
このような定性的な価値も、年俸に反映されている要素の一つと考えられます。功労者として適切な待遇を受けることで、石川雅規選手のモチベーション維持にもつながっています。
石川雅規の今後の年俸予想と契約展望


2026年以降の契約継続の可能性
石川雅規選手の2026年以降の契約については、2025年シーズンの成績次第というのが現実的な見方です。
24年連続勝利を達成した現在、記録をさらに伸ばすことへの期待と、実際の戦力としての貢献度のバランスが重要になります。
球団側としては、歴史的記録を持つ選手を手放すことのデメリットと、年俸に見合う活躍ができるかどうかを慎重に判断することになるでしょう。石川雅規選手自身の現役続行への意志も重要な要素となります。



200勝までは球団は契約継続すると思います!
引退時期と年俸の関係性
石川雅規選手の引退時期は、年俸と密接な関係があります。現在の4000万円という年俸でも、登板機会や勝利数が限定的であれば、さらなる減額や契約終了の可能性も考えられます。
一方で、25年連続勝利という更なる記録達成への期待や、200勝への挑戦などのストーリー性があれば、年俸面での配慮も期待できるかもしれません。
石川雅規選手にとって、いつ引退を決断するかは、年俸条件とも深く関わる重要な選択となります。
現役最年長選手として特別な立場
現在NPB現役最年長選手である石川雅規選手は、特別な立場にあります。
この地位は広告価値や話題性という面で球団にメリットをもたらすため、純粋な野球の実力以外の価値も年俸に反映される可能性があります。
200勝まで残り約20勝という状況で、この大台達成への挑戦は大きな注目を集めるでしょう。
もし200勝達成の可能性が高まれば、年俸面でのインセンティブや特別待遇も期待できるかもしれません。現役最年長選手としての特別な価値が、今後の契約条件にどのように影響するかが注目されます。