「オリックス ユニフォーム 歴代」と検索しているあなたは、オリックス・バファローズのユニフォームに興味を持っているのではないでしょうか。
球団合併という複雑な歴史を持つオリックスには、ファンを惹きつけてやまない多種多様なユニフォームがあります。
この記事では、オリックスユニフォームの歴史から、オリックスブルーウェーブ 歴代ユニフォーム、オリックス ロゴ 歴代の変遷、さらにはオリックス 夏の陣 ユニフォーム 歴代やオリックス サードユニ 歴代といったイベントユニフォームまで、オリックス ユニフォーム 一覧として詳しく解説します。
この記事を読むことで、以下のポイントについて理解を深められます。
- オリックス・バファローズのユニフォームが持つ歴史的背景
- シーズンごとのユニフォームデザインの具体的な変遷
- ホーム・ビジターだけでなく、復刻やイベントユニフォームの全貌
- 最新のユニフォーム情報や今後の展望

オリックス・バファローズの歴代ユニフォームを徹底解説

オリックス・バファローズのユニフォームの歴史を紐解くことは、チームの複雑な経緯を知ることでもあります。
阪急ブレーブス、オリックス・ブレーブス、オリックス・ブルーウェーブ、そして現在のオリックス・バファローズへと続くチームの歩みは、ユニフォームのデザインにも色濃く反映されています。
特に、球団合併という大きな出来事は、ユニフォームのデザインに大きな影響を与えました。
この背景を理解した上で読み進めていただくと、それぞれのユニフォームが持つ意味をより深く感じられるでしょう。
チームの歴史とユニフォームの変遷

オリックスの歴史は、1936年に阪急軍として創設されたことに始まります。
その後、阪急ブレーブスを経て、1989年にオリエント・リース(現在のオリックス)に球団が譲渡され、オリックス・ブレーブスに改称されました。
そして、1991年に本拠地を神戸へ移転した際にオリックス・ブルーウェーブとなり、2004年に大阪近鉄バファローズを吸収合併し、現在のオリックス・バファローズとなりました。
このように、幾度となくチーム名と本拠地が変更されてきた歴史は、ユニフォームデザインの多様性に直結しています。
ホームユニフォームの歴史
球団合併後、2005年にオリックス・バファローズとしてスタートした際のホームユニフォームは、前身のオリックス・ブルーウェーブのデザインを継承したものでした。
当時のロゴを「BlueWave」から「Buffaloes」に書き換えただけのデザインでしたが、これは時間的な制約があったためと考えられます。
しかし、このユニフォームは神戸のスカイマークスタジアム(現:ほっともっとフィールド神戸)専用とされ、新たに大阪ドーム(現:京セラドーム大阪)用に青いラケットラインと左胸の「Bs」ロゴが入ったユニフォームが急遽作成されました。
神戸用のデザインは2006年から変更され、大阪用のユニフォームから袖の青い部分をなくし、よりシンプルなデザインになりました。
これにより、大阪と神戸のバランスが取れるようになったのです。この神戸用のユニフォームは2008年まで使用され、その後は大阪用のデザインに統一されました。
2011年にはデザインが大幅に刷新され、白地に金色のラケットラインとネイビーの新しい「Buffaloes」ロゴが登場しました。
この年以降、白、金色、ネイビーがホームユニフォームの基本的なカラーリングとなっていきます。
また、ブルーウェーブ時代からの特徴であったヘルメットの赤い3本ラインがこのタイミングでなくなりました。
2017年にはサプライヤーの変更に伴い、ラケットラインが消えて襟と袖口に金色のラインが入りました。
さらに2019年にはマイナーチェンジが行われ、襟と袖口のラインがネイビー・金色・ネイビーの三色となり、背番号のフォントも変更されました。
ビジターユニフォームの変遷
ビジターユニフォームのカラーリングは、ブルーウェーブ時代からのネイビーが基本となっています。
2005年のデザインは、2001年からブルーウェーブが使用していたものとほぼ同じでした。
2009年には、やや明るい青色に変更され、「ORIX」ロゴと背番号が白になりました。
2011年にはホームユニフォーム同様に大幅な変更が行われ、グレー地にネイビーのラケットラインが入ったデザインが登場しました。
パンツもグレーが初採用され、新鮮な印象を与えました。
2016年には、サードユニフォームで好評だったネイビーをビジターユニフォームにも取り入れ、金色の「ORIX」ロゴとラケットラインが特徴的なデザインになりました。
2017年にはホームユニフォームと同様にラケットラインがなくなり、襟と袖口に金色のラインが配されました。2019年には背番号のフォントが変更されています。
復刻からイベントユニフォームまでオリックスのユニフォームは奥が深い

復刻ユニフォーム
オリックス・バファローズにとって、復刻ユニフォームは非常に重要な意味を持っています。
なぜならば、球団の複雑な歴史を象徴する重要な存在だからです。
特に、阪急ブレーブスと近鉄バファローズという、かつてライバルだった球団のデザインを復刻することで、両チームのファンも巻き込んだ企画として定着しています。
復刻ユニフォーム企画は2010年から本格的に始まり、「LEGEND OF Bs」や「KANSAI CLASSIC」といったイベントで様々なデザインが披露されてきました。
阪急ブレーブスのユニフォームは、1977年モデルや1984年モデル、1985年モデルなどが復刻されています。
一方、近鉄バファローズのユニフォームも、1976年モデルの炎と猛牛のデザインや、岡本太郎氏による1978年モデルの三色ユニフォーム、そして大阪近鉄バファローズ時代の赤や紺のユニフォームが復刻されました。
これらの復刻企画は、世代を超えてファンが交流するきっかけにもなっています。
中には、すでに生産が終了し、公式では手に入らないユニフォームも存在します。
そういったユニフォームを探している方は、メルカリなどのフリマサイトをチェックしてみるのも良いでしょう。
ブルーウェーブ 歴代ユニフォーム
オリックス・ブルーウェーブのユニフォームは、球団の黄金時代を象徴する存在です。
特に、1991年から2004年まで使用されたビジターユニフォームは、襟と袖口の黄色い二重ラインが特徴的でした。
これらのユニフォームは、リーグ優勝や日本一を経験した際のデザインとして、多くのファンの心に深く刻まれています。
1995年の阪神・淡路大震災の際には、「がんばろうKOBE」の合言葉とともにこのユニフォームで戦い、見事リーグ優勝を果たしました。
このデザインは、チームと神戸市民の絆を象徴する特別なユニフォームとして、何度か復刻されています。
例えば、2019年には「ありがとう平成シリーズ」としてこのユニフォームが着用され、神戸での試合に臨みました。
夏の陣 ユニフォーム 歴代
「夏の陣」ユニフォームは、2009年から始まったイベントで毎年変わる特別なデザインです。
当初は「大坂夏の陣」という名称で、赤い甲冑をモチーフにしたデザインなどが登場しました。
2014年からは「Bs夏の陣」と名称が変更され、水都・大阪と港町・神戸をイメージした水色の「ストリームブルー」が登場しました。
その後は、ユニフォームの概念を覆すような個性的なデザインが続々と登場します。2015年には世界地図、2016年には宇宙の星といった大胆なデザインが採用されました。
これらのユニフォームは、野球ファンだけでなく、他球団のファンからも注目を集めるほどのインパクトがありました。
また、2019年の「アグレッシブブラック」は全身が黒で統一され、これまでの夏の陣ユニフォームの中でも特に高い評価を受けています。
サードユニ 歴代
サードユニフォームは、2011年から導入されたユニフォームで、こちらも毎年様々なデザインが登場しています。
2011年に登場した最初のサードユニフォームは、ネイビーの地に金色の「Buffaloes」ロゴが入るシンプルなものでした。
2014年からは「Bs Spiritsユニフォーム」として毎年デザインが変更されるようになり、金色の袖ラインやラケットラインが追加されました。
2015年には「もうひとつのサードユニフォーム」としてシャンパンゴールド風のデザインが登場し、ファンを驚かせました。
その後も、赤と白のラインが入ったデザイン(2016年)や、胸ロゴが「OB」に変更されたデザイン(2017年)、社会人野球のユニフォームに似た白地に赤いラインのデザイン(2018年)など、斬新な試みが繰り返されています。
2020年には「勝紺」というコンセプトで、黒と白のストライプ柄が採用されました。
これらのデザインは、球団がサードユニフォームを実験的な場として捉えていることを示しています。
オリ姫・オリ達ユニフォーム
オリ姫ユニフォームは、女性ファン向けのイベント「オリ姫デー」で配布されるユニフォームです。
2015年に企画が始まり、ネイビーにピンクのラインが入ったデザインが登場しました。
この企画が好評を博したことから、男性ファン向けの「オリ達デー」も開催されるようになりました。
2016年にはピンクと青のチェック柄、2017年には共通のネイビーの豹柄、2018年にはレーザーライトのような幾何学模様のデザインがそれぞれ登場しました。
これらのユニフォームは、夏の陣ユニフォームと同様に非常に個性的で、ファンの間で大きな話題となりました。
また、これらの企画は、女性ファンを大切にする球団の姿勢を象徴しており、グッズ展開やイベントにも力が入れられています。
シーズン別 ユニフォーム 一覧
オリックスのユニフォームは、シーズンごとに細かな変更が加えられており、その全貌を把握するのは一筋縄ではいきません。
ここでは、主要なシーズンとユニフォームの特徴を一覧でまとめます。
シーズン | ホームユニフォームの特徴 | ビジターユニフォームの特徴 |
---|---|---|
2005 | ブルーウェーブのデザインを継承。大阪用と神戸用の2種類。 | 2001年からのデザインを継続。 |
2009 | 袖の青い部分がなくなり、シンプルに。 | 少し明るい青に、ロゴと背番号が白に。 |
2011 | 大幅変更。白地に金色のラケットライン。 | 大幅変更。グレー地にネイビーのラケットライン。 |
2016 | 変更なし | ネイビーがメインカラーに。金色が際立つデザイン。 |
2017 | ラケットラインがなくなり、襟と袖口に金色ライン。 | ラケットラインがなくなり、襟と袖口に金色ライン。 |
2019 | 襟と袖口がネイビー・金色・ネイビーの三色に。 | 背番号のフォントを変更。 |
これらのユニフォームの変遷は、チームの歴史やその時々のコンセプトを反映しており、一つひとつのデザインに物語があると言えます。
複雑な歴史を象徴するオリックスのユニフォーム歴代

- ユニフォームは単なる野球用品ではない
- 多岐にわたるユニフォームの歴史は、チームの複雑な経緯を物語る
- ホーム、ビジター、サード、夏の陣など多様なデザインが存在する
- 球団合併後も阪急と近鉄の歴史を引き継いでいる
- 復刻ユニフォームは、過去とファンを繋ぐ大切な役割を担う
- ユニフォームは、チームとファンを結びつけるシンボルとなっている
- 「オリ姫」や「夏の陣」といったイベントユニフォームでファン層が広がった
- 夏の陣ユニフォームは、毎年斬新なデザインで注目を集める
- サードユニフォームは、球団の実験的な試みが垣間見える
- ビジターユニフォームは、ブルーウェーブ時代からのネイビーを継承している
- ロゴの変遷も、チームの歩みを象徴する
- ユニフォームデザインには、ファンへの感謝やアイデンティティが込められている
- 球団のユニフォームは、時代ごとに変化を続けている
- 今後も新たなユニフォームの発表が期待される
- ファンにとってユニフォームは、応援の誇りそのもの