【2026年版】プロ野球日程速報!WBCの影響で超過密日程?

プロ野球ファンの皆様、来シーズンの情報が待ち遠しい頃ではないでしょうか。2026年のプロ野球日程について、特にWBCの開催も控える中で、セリーグやパリーグの開幕日がいつになるのか、気になっている方も多いはずです。

早くも来季の開幕日程が発表され、シーズンの輪郭が見え始めてきました。しかし、国際大会の影響による過密日程や、それに伴う開幕カードの複雑な決定背景など、知っておきたいポイントは少なくありません。

この記事では、現時点で判明している最新情報を網羅し、2026年シーズンの全体像を分かりやすく解説していきます。

この記事を読むことで、以下の点について理解が深まります。

当記事のポイント

  • 2026年シーズンの公式開幕日程
  • WBC開催が選手や日程に与える影響
  • セ・パ両リーグの開幕カード予想
  • 雨天中止による振替試合の最新状況
目次

速報!プロ 野球 2026 日程の概要

  • 確定した2026年プロ野球日程の概要
  • プロ野球の日程はいつ決まるのか?
  • WBC開催による過密日程への影響
  • 開幕カードの決め方のルールとは
  • セリーグの2026年開幕カード予想
  • パリーグの2026年開幕カード予想

確定した2026年プロ野球日程の概要

2025年シーズンの熱戦が続く中、早くも2026年シーズンの主要日程が日本野球機構(NPB)から発表されました。

発表によると、来季の開幕戦はセ・パ両リーグともに2026年3月27日(金)に行われることが決定しています。また、セ・パ交流戦は5月26日から6月18日までの期間で組まれており、新人研修会は1月9日に開催される予定です。

多くのファンが注目していた開幕日ですが、例年通りの3月最終金曜日でのスタートとなりました。これにより、各球団はWBC後のタイトなスケジュールの中でシーズンインを迎えることになります。

プロ野球の日程はいつ決まるのか?

プロ野球の公式戦日程は、いつ、どのようにして決まるのか疑問に思う方もいるかもしれません。

通常、翌シーズンの日程の骨子が固まるのは、前年の夏頃です。

日本野球機構(NPB)とプロ野球12球団による実行委員会で協議され、開幕日や交流戦、オールスターゲームなどの主要日程が決定します。

今回のように、7月上旬に翌年の開幕日が発表されるのは、標準的なスケジュールと言えます。

その後、各リーグで対戦カードの詳細な日程調整が進められ、最終的な全日程が正式発表されるのは、例年11月頃になるのが一般的です。球場確保の問題や移動の負担などを考慮し、緻密な調整が行われています。

WBC開催による過密日程への影響

2026年3月には第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が開催されるため、代表選手を多く抱える球団にとっては非常に厳しいシーズン序盤となることが予想されます。

このため、日本プロ野球選手会は、選手のコンディションを考慮し、開幕を通常より2週間遅らせるようNPB側に要望していました。もし要望が通れば、開幕は4月11日頃になる計算でした。しかし、今回発表された日程ではこの要望は反映されず、例年通りの開幕となります。

仮にWBCで決勝まで進出した場合、最後の試合が日本時間の3月18日。そこから帰国し、時差調整や疲労回復を経てシーズンに臨むには、わずか9日しかありません。代表選手の開幕カード出場は、コンディション次第では非常に難しい判断を迫られる可能性が出てきました。

速報ネコ

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開幕カードの決め方のルールとは

プロ野球の開幕カード、特に本拠地で開幕戦を迎える権利がどのように決まるかご存知でしょうか。実は、セ・パ両リーグで少し異なるルールが採用されています。

セ・リーグのルール

セ・リーグでは、シーズン開幕の2年前のAクラス(1位~3位)に入った球団が、本拠地での開幕権を得るというルールが基本です。

パ・リーグのルール

一方、パ・リーグでは、3年前のAクラス球団が本拠地開幕権を保有します。

これらのルールは、特定の球団に有利不利が偏らないよう、長期的な視点で公平性を保つために定められています。また、近年では2年連続で同じ開幕カードになることを避ける傾向も見られます。

セリーグの2026年開幕カード予想

前述のルールに基づくと、2026年のセ・リーグ開幕権は、2024年シーズンの上位3球団である読売ジャイアンツ、阪神タイガース、横浜DeNAベイスターズが保有することになります。

しかし、ここで一つ大きな変数があります。阪神タイガースの本拠地である甲子園球場は、3月下旬は選抜高校野球大会の開催時期と重なるため、例年開幕カードでは使用できません。

さらに、代替として使用される京セラドーム大阪は、同じく大阪を本拠地とするオリックス・バファローズが優先的に使用します。

このため、阪神は開幕権を保有しながらも、それを放棄しビジターで開幕を迎えることが確実視されています。過去の例から、この権利は4位の球団に譲渡される可能性が高いです。したがって、2024年4位の広島東洋カープが本拠地で開幕戦を行うと予想されます。

パリーグの2026年開幕カード予想

パ・リーグのルールを当てはめると、2026年の開幕権は3年前、つまり2023年シーズンの上位3球団が保有します。

2023年シーズンは、1位がオリックス・バファローズ、2位が千葉ロッテマリーンズ、3位が福岡ソフトバンクホークスでした。したがって、この3球団が2026年シーズンに本拠地で開幕戦を迎える権利を持つことになります。

対戦相手については今後の発表を待つ必要がありますが、この3球団のファンは、ホームでシーズンの始まりを迎えられることを楽しみにできるでしょう。

プロ 野球 2026 日程の注目ポイント

  • 2026年WBCの試合日程詳細
  • WBCで注目されるピッチクロック
  • 未定となっている振替試合一覧
  • 振替試合と放送権について
  • まとめ:プロ 野球 2026 日程の最新情報

2026年WBCの試合日程詳細

野球日本代表「侍ジャパン」が出場するWBCの日程も発表されています。日本のファンにとって、特に注目すべきポイントがいくつかあります。

侍ジャパンは東京ドームで開催される1次ラウンド・プールCに属し、全試合19時試合開始で以下の日程を戦います。

  • 3月6日:対チャイニーズ・タイペイ
  • 3月7日:対韓国
  • 3月8日:対オーストラリア
  • 3月10日:対チェコ

前回大会と大きく異なるのは、準々決勝の開催地です。1次ラウンドを突破した場合、舞台をアメリカ・マイアミに移して戦うことになります。

準々決勝は日本時間3月15日の午前10時、準決勝は16日か17日の午前9時、決勝は18日の午前9時からと、非常にタイトな日程が組まれています。移動による負担も加わるため、厳しい戦いになることは間違いありません。

>MLB公式サイト WBCページ

WBCで注目されるピッチクロック

今回のWBCから、投球間の時間制限を設ける「ピッチクロック」が導入されることも決定しています。これは、試合時間の短縮を目的としたルールです。

NPBではまだ導入されていないため、日本代表の投手陣はこのルールに慣れていない状況で本番に臨むことになります。繊細な投球リズムが求められる投手にとって、このルールへの適応がパフォーマンスを左右する大きな鍵となりそうです。

大会での運用状況や選手への影響次第では、将来的にNPBでも導入の議論が本格化する可能性も考えられます。侍ジャパンの投手たちがどのように対応するのか、注目が集まります。

未定となっている振替試合一覧

2025年7月11日時点で、雨天中止などにより日程が確定していない振替試合が複数残っています。特にセントラル・リーグで未消化試合が多く、シーズン終盤の日程に影響を与えそうです。

以下に、現時点で振替日程が未定の主な試合をまとめました。

日付(中止決定日)対戦カード備考(保有放送権など)
4/1, 5/6ヤクルト 対 広島4/1分はテレビ新広島が保有
4/22, 5/21広島 対 ヤクルト5/21分はRCCテレビ、NHKラジオ(広島)が保有
4/2楽天 対 西武
4/11, 4/13DeNA 対 ヤクルト
4/13ロッテ 対 ソフトバンクKBCが保有
4/10阪神 対 ヤクルトサンテレビが保有
4/13, 5/9阪神 対 中日4/13分はABCテレビ・メ~テレ、5/9分は讀賣テレビが保有
5/2DeNA 対 巨人BS-TBS、tvkが保有
5/2楽天 対 オリックスNHK仙台が保有
5/17ロッテ 対 日本ハム北海道文化放送が保有
5/24広島 対 DeNARCCテレビが保有
5/24ソフトバンク 対 オリックスKBCが保有(熊本開催分)

特に東京ヤクルトスワローズは7試合が未消化となっており、9月以降に過密日程を強いられるのはほぼ確実な状況です。

振替試合と放送権について

振替試合が増えると、ファンにとってはテレビやラジオでの観戦機会にも影響が出てくる可能性があります。

基本的に、中止となった試合の放送権は、もともとその試合を中継する予定だった放送局が保有し続けます。しかし、シーズン終盤になると、放送局側の番組編成の都合で中継が見送られるケースも少なくありません。

例えば、テレビ朝日系列は8月にバスケットボール、TBS系列は9月に世界陸上といった大型スポーツイベントの放送を予定しており、野球中継の枠が限られてきます。

また、ラジオ局によっては、秋の番組改編期(例年9月末)以降の試合は、スポンサー契約の都合上、よほど重要な試合でない限り中継を行わない方針の局もあります。

優勝争いやクライマックスシリーズ進出が懸かった大事な一戦が、地上波で観られないという事態も起こりうるのです。

まとめ:プロ 野球 2026 日程の最新情報

速報BASEBALL_まとめ
当記事のまとめ
  • 2026年シーズンは3月27日に開幕
  • セ・パ両リーグ同日開幕が決定
  • 交流戦は5月26日から6月18日に開催
  • 選手会が要望した開幕2週間延期は見送られた
  • WBCは2026年3月に開催される
  • WBC決勝は日本時間3月18日の予定
  • WBC代表選手はコンディション調整が大きな課題となる
  • セリーグ開幕権は巨人とDeNA、そして広島が有力視される
  • 阪神は高校野球のため本拠地での開幕が不可
  • パリーグ開幕権はオリックス、ロッテ、ソフトバンクが保有
  • WBC準々決勝は今回からアメリカ開催となり移動の負担が増加
  • WBCにはピッチクロックが新たに導入される
  • 雨天中止による未定の振替試合が複数存在する
  • 特にヤクルトは9月以降に過密日程となる可能性が高い
  • シーズン終盤の試合はテレビやラジオ中継が減少する傾向にある
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この記事を書いた人

外資系企業のメディア担当として、海外サッカーやMLB関係の記事を多数執筆。プロ野球では中日ドラゴンズのファンを20年間継続しており、浅尾選手をリスペクトしています。野球専門メディアとして、12球団の最新情報や大谷選手特設ページなどの情報をたくさん更新していきます。

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