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【2025年最新版】MLB規定投球回の達成者一覧|日本人投手は?

MLB 規定 投球回

MLBで一流投手として認められるための指標の一つに「規定投球回」があります。

この規定投球回の計算方法や、なぜ達成が非常に厳しいとされるのか、疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

この記事では、2025年シーズンにおける規定投球回の達成者や、そこで奮闘した日本人投手の成績も交えながら、その重要性や舞台裏を分かりやすく解説していきます。

この記事を読むことで、以下の点について理解を深めることができます。

当記事のポイント
  • MLB規定投球回の正確な計算方法とその意味
  • 多くの投手が達成に苦しむ具体的な理由
  • 2025年シーズンに規定投球回をクリアした投手の顔ぶれ
  • 規定投球回という指標から読み取れる投手の真の価値
目次

MLB規定投球回とは?その重要性を解説

速報BASEBALL徹底解説
速報BASEBALL徹底解説
  • 規定投球回の計算方法とは
  • 達成が厳しいとされる理由
  • タイトル獲得の必須条件
  • 一流投手の証明となる指標
  • シーズンを通しての安定感が鍵

規定投球回の計算方法とは

MLBにおける規定投球回は、投手が各種タイトル(最優秀防御率など)の資格を得るために必要な投球イニング数を示す基準です。計算方法は非常にシンプルで、「所属チームのレギュラーシーズン試合数 × 1.0」と定められています。

現在のMLBでは、レギュラーシーズンは162試合制が採用されています。

そのため、原則として年間で「162イニング」以上を投げた投手が、規定投球回の達成者として認められることになります。

この基準をクリアして初めて、防御率やWHIPといった率で評価されるタイトル争いの土俵に上がることができるのです。

ただし、シーズンが短縮された場合など、特別な状況下では試合数に応じて規定投球回も変動します。いずれにしても、シーズンを通して投げ抜いた証であり、投手にとって最初の大きな目標の一つと考えられています。

達成が厳しいとされる理由

規定投球回の達成は、現代のMLBにおいて非常に厳しい目標となっています。その理由は複数考えられます。

第一に、シーズンを通して先発ローテーションを守り抜くことの難しさです。

年間約32〜33回の先発機会が想定される中で、一度の怪我や不調による離脱も許されません。高いレベルでコンディションを維持し続ける肉体的な強さが不可欠です。

第二に、現代野球の分業制が挙げられます。

かつてのように先発投手が長いイニングを投げ抜くことは減少し、「オープナー」戦略やブルペンデーの導入など、短いイニングで交代する戦術が浸透しました。

これにより、1試合あたりの平均投球イニングが減少し、規定投球回への道のりはより険しいものになっています。

これらの理由から、規定投球回の達成は単なる成績以上の価値を持ち、投手の耐久性と貢献度の高さを示すものとして評価されるのです。

タイトル獲得の必須条件

規定投球回は、投手にとって個人タイトルを獲得するための入場券のようなものです。

具体的には、「最優秀防御率」のタイトルは、この規定投球回を満たした投手の中から最も防御率の低い選手に与えられます。

どれだけ素晴らしい防御率を記録していても、規定投球回に達していなければタイトル受賞の資格は得られません。

例えば、シーズン前半に驚異的な成績を残しても、怪我で後半戦を離脱してしまえば、その投手はランキングの対象外となってしまいます。

このように、タイトル争いに加わるためには、質の高い投球をシーズン通して継続することが絶対条件となります。だからこそ、多くの投手はまず規定投球回のクリアを目標に掲げ、シーズンを戦い抜くのです。

一流投手の証明となる指標

規定投球回を達成するということは、単に162イニング以上を投げたという事実以上の意味を持ちます。

これは、投手が1年間、大きな離脱なく先発ローテーションを守り、チームの柱として貢献し続けたことの証明にほかなりません。

監督や首脳陣からの信頼がなければ、常にマウンドへ送り出されることはありません。

また、試合を壊さず、ある程度のイニングを消化する能力がなければ、シーズン通しての起用は難しいでしょう。

つまり、規定投球回の達成は、投球の質と量の両方を兼ね備えた、まさしく「一流投手」の証と言えるのです。

ファンにとっても、規定投球回を達成する投手は、チームに安定感をもたらす頼もしい存在として認識されています。

シーズンを通しての安定感が鍵

規定投球回に到達するためには、シーズンを通して安定したパフォーマンスを維持することが不可欠です。

好投する試合もあれば、早い回で降板してしまう試合もある、といった波の激しい投手では、年間で162イニングを積み重ねることは困難です。

特に重要になるのが、試合を作る能力、いわゆる「ゲームメイク能力」です。調子が悪い日でも大崩れせず、5回や6回を粘り強く投げ抜くことで、チームに勝利のチャンスをもたらし、自身の投球イニングも着実に稼ぐことができます。

クオリティ・スタート(QS:6回以上を自責点3以内に抑える)率が高い投手は、自然と規定投球回をクリアする傾向にあります。これは、彼らが安定して試合を作り、長いイニングを投げていることの証左です。

派手な奪三振ショーだけでなく、地道にイニングを消化していく安定感こそが、この目標達成の鍵を握っています。

2025年のMLB規定投球回を達成した投手

速報BASEBAL:2025年のMLB規定投球回を達成した投手
速報BASEBAL:2025年のMLB規定投球回を達成した投手
  • 2025年の達成者ランキング概要
  • 防御率トップ10の顔ぶれ
  • 奪三振でファンを魅了した投手
  • 奮闘した日本人投手の成績
  • 来季のMLB規定投球回争いにも注目

2025年の達成者ランキング概要

2025年シーズンも、多くの投手が規定投球回を目指して熾烈な争いを繰り広げました。最終的にこの厳しい基準をクリアしたのは、両リーグ合わせて30名でした。その中でも特に多くのイニングを投げた投手たちのランキングは以下の通りです。

順位選手名所属球団投球回防御率
1ギャレット・クロシェットボストン・レッドソックス205.12.59
2タリク・スクバルデトロイト・タイガース195.12.21
2マックス・フリードニューヨーク・ヤンキース195.12.86
2カルロス・ロドンニューヨーク・ヤンキース195.13.09
5ケビン・ガウスマントロント・ブルージェイズ193.03.59
6フランバー・バルデスヒューストン・アストロズ192.03.66
7ブライアン・ウーシアトル・マリナーズ186.22.94
8ハンター・ブラウンヒューストン・アストロズ185.12.43
9タナー・バイビークリーブランド・ガーディアンズ182.14.24
10ルイス・カスティーヨシアトル・マリナーズ180.23.54

トップに輝いたのは、200イニングの大台を唯一超えたレッドソックスのクロシェット投手でした。

彼のタフネスはシーズンを通してチームを支え、その貢献度は計り知れません。

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防御率トップ10の顔ぶれ

規定投球回を達成した投手の中でも、特に安定した投球で素晴らしい防御率を記録したトップ10の投手たちです。

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順位選手名所属球団防御率
1タリク・スクバルDET2.21
2ハンター・ブラウンHOU2.43
3ギャレット・クロシェットBOS2.59
4マックス・フリードNYY2.86
5ブライアン・ウーSEA2.94
6ジェイコブ・デグロムTEX2.97
7ローガン・ウィリアムズCLE3.06
8カルロス・ロドンNYY3.09
9ブライアン・ベロBOS3.35
10ジョー・ライアンMIN3.42

タイガースのスクバル投手は、驚異の防御率2.21を記録し、リーグを代表するエースへと成長を遂げました。

また、ヤンキースのフリード投手やロドン投手、アストロズのブラウン投手など、強豪チームの主力が順当にランクインしており、チームの成功に大きく貢献したことがうかがえます。

奪三振でファンを魅了した投手

長いイニングを投げるだけでなく、力強い投球で三振の山を築き、ファンを魅了した投手たちも多く存在します。2025年シーズンで特に多くの三振を奪ったのは以下の投手です。

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選手名所属球団奪三振奪三振率
ギャレット・クロシェットBOS25511.18
ハンター・ブラウンHOU20610.00
カルロス・ロドンNYY2039.35
ブライアン・ウーSEA1989.55
ジョー・ライアンMIN19410.21

ここでもレッドソックスのクロシェット投手が255奪三振と圧巻の数字を記録し、トップに立ちました。奪三振率も11.18と非常に高く、まさにリーグを支配したと言えるでしょう。

また、アストロズのブラウン投手やヤンキースのロドン投手も200奪三振の大台を突破し、その実力を見せつけました。

こうした投手たちのダイナミックな投球は、試合の大きな見どころです。彼らの活躍を見逃さないためには、様々な試合を視聴できるサービスが役立ちます。

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奮闘した日本人投手の成績

2025年シーズン、MLBでプレーした日本人投手の中からも、見事に規定投球回を達成した選手がいます。シーズンを通してローテーションを守り抜いた彼らの成績を振り返ってみましょう。

選手名所属球団投球回防御率勝敗奪三振
菊池 雄星LAA178.13.997勝11敗174
菅野 智之BAL157.04.6410勝10敗106

エンゼルスの菊池雄星投手は、33試合に先発し178.1イニングを投げ抜きました。防御率は3.99、7勝11敗という成績でしたが、シーズンを通してローテーションを守り続けた貢献度は非常に大きいものです。

また、オリオールズの菅野智之投手も、移籍1年目ながら30試合に先発し157イニングを投げ、規定投球回まであと一歩に迫る奮闘を見せました。10勝10敗と貯金を作ることはできませんでしたが、チームへの適応と貢献を示したシーズンとなりました。

彼らのように異国の地で厳しい競争を戦い抜く姿は、多くの野球ファンに勇気を与えてくれます。彼らの活躍をリアルタイムで追いかけるなら、多様なスポーツコンテンツを提供する配信サービスが最適です。

来季のMLB規定投球回争いにも注目

2025年シーズンは、クロシェット投手やスクバル投手といった若きエースたちの台頭が目立ちました。彼らが来季も同様のパフォーマンスを見せられるか、注目が集まります。

一方で、今季は惜しくも規定投球回に届かなかった実力者たち、例えば怪我からの復活を目指すベテラン投手や、さらなる飛躍が期待される若手投手の逆襲も見逃せません。

もちろん、菊池投手や菅野投手といった日本人選手たちが、来季どのような成績を残すのかも大きな関心事です。

毎年新たなヒーローが生まれ、勢力図が塗り替えられるのがMLBの魅力です。来季の規定投球回を巡る争いも、きっと私たちの予想を超えるドラマを見せてくれることでしょう。

来シーズンの激闘を見逃さないためにも、今のうちから視聴環境を整えておくことをお勧めします。

まとめ:MLB規定投球回を理解して観戦を楽しもう

速報BASEBALL_まとめ
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最後に、この記事で解説したMLBの規定投球回に関する重要なポイントをまとめます。

当記事のまとめ
  • MLBの規定投球回はチームの総試合数と同じイニング数で計算される
  • 現在の162試合制では162イニングが基準となる
  • 最優秀防御率などのタイトル資格を得るための必須条件である
  • 達成は非常に厳しく現代野球では達成者数が減少傾向にある
  • 先発ローテーションを1年間守り抜くタフさが求められる
  • 分業制の浸透により先発投手の投球イニングが短くなっている
  • 規定投球回の達成は一流投手であることの証明と見なされる
  • チームへの貢献度と安定感を示す重要な指標である
  • 2025年シーズンはギャレット・クロシェットが最多投球回を記録した
  • タリク・スクバルが防御率2.21でトップの成績を残した
  • 多くの投手が200個近い、あるいはそれ以上の三振を奪った
  • 日本人では菊池雄星が見事に規定投球回を達成した
  • 菅野智之も規定投球回まであと一歩と迫る活躍を見せた
  • 来季も若手やベテラン、日本人選手によるハイレベルな争いが期待される
  • この指標を理解するとMLB観戦がより一層深みを増す

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この記事を書いた人

外資系企業のメディア担当として、海外サッカーやMLB関係の記事を多数執筆。プロ野球では中日ドラゴンズのファンを20年間継続しており、浅尾選手をリスペクトしています。野球専門メディアとして、12球団の最新情報や大谷選手特設ページなどの情報をたくさん更新していきます。

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