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巨人の森田駿哉が初勝利!指名漏れした悔しい過去から大逆転

巨人 森田駿哉

巨人の森田駿哉がプロ初勝利!

東京ドームで行われたプロ野球セ・リーグの巨人対ヤクルト戦で、巨人の森田駿哉選手がプロ初先発のマウンドに上がり、6回2安打無失点の快投でプロ初勝利を飾りました。

28歳のオールドルーキーが掴んだこの勝利の裏には、幾度となくプロへの道を閉ざされてきた苦悩の歴史がありました。

ここでは、森田駿哉選手が指名漏れを経験した過去から、プロ初勝利に至るまでの軌跡を徹底解説します。

当記事でわかること
  • ドラフト指名漏れした理由
  • 森田投手のピッチングについて
  • 阿部監督の解説とコメント

目次

森田駿哉が過去にドラフトで指名漏れした理由とは?

森田駿哉選手は、高校時代からプロ注目の左腕として知られていました。

しかし、その道のりは決して平坦なものではありませんでした。

速報ネコ

森田投手は甲子園のころから有名ピッチャーだったので、
プロ入りするだろうなと密かに思っていました…

速報ネコ

改めてプロ初勝利おめでとうございます!!!

高校・大学時代にプロから注目されながら指名されなかった経緯

富山商時代には夏の甲子園に出場し、名スカウトとして知られるヤクルトの故・片岡宏雄さんから「ナンバーワン左腕」と高く評価されていました。

しかし、森田駿哉選手はプロ志望届を提出せず、法政大学への進学を選択します。

ところが、大学1年時に肘を故障。度重なる怪我の影響で、大学4年間で通算10試合以下の登板に終わり、ドラフト指名からは見送られました。

社会人時代に指名漏れを経験した背景と当時の評価

大学卒業後は、社会人野球のHonda鈴鹿に進みます。

ここで順調に実績を積み重ね、ドラフト解禁年(入社2年目)には複数球団から調査書が届きますが、再び指名漏れとなりました。

しかし、社会人5年目に転機が訪れます!

トヨタの補強選手に選ばれたことで意識が変化。投球スタイルもパワーピッチングへと変え、最速を3キロ伸ばすことに成功しました。

この結果、再び複数球団から即戦力として評価されるようになります。


指名漏れから巨人ドラフト2位指名までの軌跡

幾度の指名漏れを経験しながらも、森田駿哉選手は諦めることなく自身の投球スタイルを磨き続けました。

なぜトヨタの補強選手で評価が変化したのか

トヨタの補強選手に選ばれた森田駿哉選手は、意識改革とともに投球スタイルを大きく変えました。

それまでの技巧派スタイルから、球威で押していくパワーピッチングへと転換。これにより最速154キロのストレートを投げ込むまでに成長し、プロのスカウト陣の評価を大きく引き上げました。

投球スタイルの変化と球速アップがもたらした影響

森田駿哉選手の投球スタイルは、最速154キロのストレートに、変化量の大きい高速スライダー、そして左打者の内角を鋭く突くツーシームが主体です。

特に、左打者対策としてツーシームを習得したことが安定感の向上につながりました。この投球スタイルは、ウインターリーグでも通用し、即戦力としての評価を確固たるものにしました。

巨人入団時の年齢は?「遅咲き左腕」と呼ばれた理由

森田駿哉選手は2023年のドラフトで巨人に2位で指名されました。

入団時の年齢は27歳であり、ドラフト指名選手としては異例のオールドルーキーです。度重なる怪我と指名漏れを乗り越え、ついにプロの扉を開いたことから、「遅咲き左腕」と呼ばれるようになりました。

速報ネコ

この初勝利は巨人ファンでずっと期待されていた勝利だと思います!


現在の森田駿哉選手の課題と今後の展望

プロ入り後、森田駿哉選手は再び壁にぶつかります。

しかし、その壁を乗り越えることができれば、一軍の戦力として定着できる可能性を秘めています。

肘の故障と球速低下が打ち込まれる原因?

プロ1年目に肘の手術を行った影響で、術後の森田駿哉選手の球速は最速145キロ前後にとどまっています。

本来の球威が鳴りを潜め、高めに浮いたストレートが打ち頃になってしまうことが、打ち込まれる原因の一つとされています。

ストレートと変化球のコントロールが今後の生命線

森田駿哉選手は、腕の振りに角度がないため、横のストレートになりがちです。これが高めに浮くと打者に見分けられやすく、痛打を浴びる原因となっています。

今後は、ストレートのコントロールを安定させ、ツーシームやチェンジアップでストライクを取れるようになること、そしてスライダーの精度を上げることが、先発として活躍するための鍵となります。

阿部監督が期待する「ゴロP」へのスタイルチェンジとは

阿部慎之助監督は、球速の回復が見込めない場合、森田駿哉選手に「ゴロP(ゴロを打たせて取る投手)」としてのスタイルチェンジを期待しています。

しかし、現状は球種ごとのコースのばらつきが課題です。ストレートとスライダーのコントロールを向上させることができれば、ゴロPとして活路を見出せるかもしれません。


【最新】森田駿哉のプロ入り後の成績と現在の評価

苦難の道を歩んできた森田駿哉選手は、プロ入り2年目に待望の一軍初勝利を手にしました。

プロ初登板・初先発で初勝利!一軍定着の可能性は?

6月6日のヤクルト戦でプロ初先発を果たした森田駿哉選手は、初回にいきなり村上宗隆選手との対戦を迎えながらも、冷静にインコースを攻め、見事三振に打ち取ります。

その後も要所でツーシームやスライダーを効果的に使い、6回無失点の好投を見せました。阿部慎之助監督も「素晴らしいピッチング」と絶賛し、次回の先発起用を明言しました。

杉内コーチや阿部監督からの評価と次回の先発登板はいつ?

杉内俊哉投手チーフコーチは、森田駿哉選手を「期待以上のピッチング」と高く評価。

特に、村上宗隆選手に対して度胸良くインコースを攻めた点を称賛しました。

阿部慎之助監督も、森田駿哉選手を先発ローテーションの一員として考えており、中6日なら13日の中日戦、中8日なら15日の阪神戦がプロ2度目の先発登板となる見込みです。

速報ネコ

森田投手の次回ピッチングを期待しましょう!

名スカウトが評価した森田の才能は本物だったのか

高校時代に故・片岡宏雄さんに「大会ナンバーワン左腕」と称賛された森田駿哉選手。

度重なる怪我と指名漏れを経験しながらも、巨人スカウト陣もその才能を見初めました。

そしてプロ入り2年目にして、ようやくその才能が開花しつつあります。名スカウトと巨人のスカウトが評価した森田駿哉選手の素質は、決して間違いではなかったことが証明され始めています。

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この記事を書いた人

外資系企業のメディア担当として、海外サッカーやMLB関係の記事を多数執筆。プロ野球では中日ドラゴンズのファンを20年間継続しており、浅尾選手をリスペクトしています。野球専門メディアとして、12球団の最新情報や大谷選手特設ページなどの情報をたくさん更新していきます。

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