中日ドラゴンズの守護神ライデル・マルティネスが総額2年24億で巨人移籍が確定的に
中日ドラゴンズの守護神ライデルマルティネスが総額2年24億円で巨人移籍がほぼ確定的になりました。
マルティネス選手は中日ドラゴンズで守護神を務め、去年150セーブを達成。22年23年にはそれぞれセーブ王を獲得し、セパの中で圧倒的NO.1の成績を残していました。
中日ファンとしては非常に残念な結果になりましたが、球団としても巨人に負けないくらいの金額を提示していたそう。
その額は4年40億円で球団として史上最高額になります。
今回のマルティネスの提示額は、球団として十分に誠意を見せたと思います。
9回裏のバンテリンドームでマルティネスコールが聞けなくなるのは寂しいですが、マルティネス選手の門出を祝福しましょう!

【中日】ライデル・マルティネス巨人移籍への本音
巨人:2年24億円
中日:4年40億円
契約年数は中日ドラゴンズの方が上になりますね。マルティネス選手を「移籍」へと突き動かしたのは、金額面や契約年数ではないように思えます。
ここでは、マルティネス選手の本音について探っていきましょう。
中日スポーツでは下記のようにマルティネス選手のコメントが紹介されていました。
「ジャイアンツはセ・リーグで最高のチームの一つで、常にプレーオフに進出している。日本シリーズに出場し、優勝することが夢だったので、とてもいい機会。ジャイアンツでならチャンスをつかめると思っている。日本で最も重要なチームのクローザーに僕を選んでくれたことを、とてもうれしく思っている」
出典:中日スポーツ
これがマルティネス選手の本音なら巨人に移籍してよかったなと個人的には思います。
やはり、3年連続最下位の中日では2025年にいきなり「優勝」は難しいでしょう。
マルティネス選手が日本一を目指しているのなら中日ではなく巨人もしくはソフトバンクが最も近いのが現実…
中日ファンとしては本当に悲しいです…
中日ドラゴンズの一員として彼の活躍が見たかった。
中日ドラゴンズが4年40億円をマルティネス選手に提示した理由とは?
- 2024年シーズン防御率1.09、WHIP0.81、セーブ43の圧倒的な成績
- 22・23年と連続のセーブ王を獲得
- 圧倒的守護神の確保
成績低迷により中日の選手総額費用は12球団と比較しても下位に沈んでいましたが、ライデル・マルティネス選手には本気を出しました。
ここまで中日フロントが大きなお金を出す理由はマルティネス選手の圧倒的な成績によるものと言い切ってもいいでしょう。
もちろん、マルティネス選手が仲間想いでチームのことを第一に考えられる性格ということも査定の一部には入っていると思います。
中日といえば岩瀬仁紀選手の時代から圧倒的な抑えが君臨していました。
中日フロントとしてもマルティネス選手の契約は最重要項目の一つになっていたことは間違いありません。
私としても中日がここまでの金額を提示して断られてしまったのなら、仕方ないとあきらめがつきます。
【落合博満氏】マルティネス選手移籍の見解とは?
現役時代に3冠王を獲得し、監督としても中日を日本一「1回」リーグ優勝「4回」に導いた落合博満氏のコメントを発見したので紹介していきます。
サンデーモーニング出演のときのコメントになります。
「別に選手は条件のいいところにいって野球をやるというのが本筋だと思うんでね。12球団の中の一番条件のいいところにマルティネスがいくということなんだろうと思いますよ」
出典:Yahoonews
落合氏は現役時代にロッテ・中日・巨人・日ハムと4球団を渡り歩いています。
多くの球団で過ごした落合氏の言葉は納得できるもので、本当にその通りの結果になりました。
これは会社員でも同じことが言えそうですね。
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