プロ野球界のレジェンドであり、その才能と個性で多くのファンを魅了した落合博満氏。
落合博満氏は、中日ドラゴンズで監督を務めているときに日本一1回とセリーグの優勝4回と歴代の中日ドラゴンズの歴史でもダントツの成績を残した実績も人気もある監督です。
また、選手としても三冠王を生涯で三回獲得をしたプロ野球の歴史においてもレジェンド級。
今回はそんな落合氏の有名な名言を取り上げます。
よくスポーツ選手の名言は特集されることはありますが、落合氏の名言は「今の自分でいいのかな」と振り返るような内容が多く、仕事で辛いことがあったときに彼の名言をよく検索します。

落合博満の名言9選を徹底解説!

この言葉は私が一番好きな言葉で、落合氏の名言と聞かれたら必ずこのエピソードをはなします。
2003年10月初旬に中日ドラゴンズの新監督会見の場で発言された内容です。
2000年初頭は巨人や阪神が全盛の時代で、中日ドラゴンズはこの2球団と比較をして戦力が劣っている現状がありました。
落合氏は、巨人阪神の巨額補強に対抗する形で「現状戦力の10%」を底上げすることで優勝ができると会見の場で言い放ったのです。
皆さんのご存じのとおり、その後の中日ドラゴンズはAクラスの常連となり、中日ドラゴンズに黄金期が到来しました。
発言をした当初は、メディアやファンから批判されることもありましたが、有言実行で周囲の意見を抑えたのです。
GOALを定めて、それに向かっていくチームの姿は、野球とは関係のない私生活やビジネスの面でも大いに役立つと思います。
落合氏の哲学に関する名言
「結果が全てではない。そのプロセスに意義がある」
出典:activel
この言葉は、目の前の成功や失敗にとらわれず、その過程を大切にするという落合氏の深い考えが表れていますね!
私はIT関係のフロントのポジションで働いているのですが、業務のプロセスを大切にしています。
お客様の問い合わせ~受注までのプロセスを最適化しないと、お客様をお待たせしてしまうことになります。
また、例え失注に繋がってもその過程の努力は無駄ではないと言い聞かせています(笑)
シーズン終わったら、それで辞めればいいだけのこと
出典:スポニチ
こちらは、2011年のシーズンでヤクルトと優勝争い中、生まれた哲学的名言です。
2011年、シーズンが佳境を迎える中、首位ヤクルトとの重要な4連戦初日に球団から退任を通告されるという厳しい状況の中、1点差の接戦を制しました。
この様子は落合氏の「この世界は、そういう世界」という言葉に象徴されるように、彼の現実を受け入れつつも前進し続ける姿勢を示していると思います。
特に印象的だったのは、落合氏が選手たちに対して今季限りでの退任を告げなかったことです。
彼は、「やめる監督のために誰が一生懸命やる?」という理由から、最後までチームと勝利を最優先に考え続けました。
さらに、2011年のシーズンは、落合監督と中日ドラゴンズにとって特別なものでした。
シーズン途中での「解任」が観客動員数の減少による収益減が理由だとされていましたが、落合監督は「勝つことが最大のファンサービス」という信念のもと、チームを優勝へと導きました。
落合監督の一つ一つの言葉を振り返ると、仕事やプライベートで辛いことがあっても乗り越えて行けそうですね!
スポーツ選手や経営者の名言は、自分の目につくところに記載しておくと習慣化ができます。
落合氏の練習に関する名言
練習は嘘をつかない
スポニチ
落合博満氏は練習に関しても、独自の哲学を持っていました。「練習は嘘をつかない」という名言は、彼の練習に対する真摯な姿勢を示しています。
どれだけ才能があっても、努力なしでは成功はないということでしょうか。
落合監督は自身のYouTubeチャンネルで「自分にあった練習をどれだけ長期間やり切れるのか」が重要であると力説しています。
このエピソードを聞いて、「森野将彦」や「荒木雅博」選手の地獄ノックを思い出しました。
絶妙なところにゴロを転がす落合氏のバッティングにも驚きましたが、辛い表情を浮かべながら必死にボールに食らいつく森野選手の姿は中日ファンにとっては懐かしいと思います。
皆さんのご存じの通り、森野選手は現監督(立浪和義)からサードを奪取し、レギュラーに定着しました。
コトバのチカラ
人前でするのは練習じゃない。練習は見せるものじゃないから。
コチラも落合監督の練習に対する金言です。
実はこの後の言葉には続きがあり、「厳しいプロの世界で練習をせずに一流になった者などいない」と発言をされています。
ファンとしては納得の言葉ですね。まず、プロ野球選手になれる人も一握りの厳しい世界。
さらに、一軍で定着して活躍することも確率的に言えば、天文学的な数字になると思います。
私のようなサラリーマンにとってもこの言葉は刺さります…
落合氏の勝負に関する名言
自分の好き嫌いで選手を使ってはダメ。自分で自分のクビを締めることになる。勝負は勝たなくてはいけない。勝たなきゃみんな納得しないでしょ。
名言+Quotes
スポーツでは勝たなければ意味がないという落合氏の言葉が突き刺さりますね。勝つことが最大のファンサービスを体現した名言だと思います。
仕事でも好き嫌いで人材を選んでいては、会社は成長しないだろうし、こ管理職に特に響きますね。
落合氏の努力に関する名言
素振りを1本でも多くやったヤツが、勝つ世界。
癒しツアー
彼は、ルーチンワークの積み重ねを努力の形として強調しています。「毎日、コツコツと積み上げることが、最終的に大きな差となる」との言葉は、地道な努力の価値を強く訴えています。
この考えは、野球だけでなく、あらゆる分野での成功への鍵となり得る智慧です。
落合氏のビジネスに関する名言
上司という立場にいるのなら、任せる部分はきちんと部下に任せておいて、あとはうまくそれらを機能させるというやり方を取るべきだ。
癒しツアー
落合政権では、森重和ヘッドコーチに任せて、チームを運営していました。お互いに自分の持てる力を発揮することで、選手も最大限の力が発揮できたのかもしれませんね。
落合氏の言葉は、適切な人に適切な役割を任せ、それぞれがその役割で最高のパフォーマンスを発揮することをサポートすることが、成功するチームを築く鍵であることを教えてくれます。
私も仕事で部下を持つ立場になりましたが、落合氏のように任せられるところはドンドンお願いして、いいチーム作りをしていきたいですね。
チームが良い方向を向いていると結果も出しやすいです。
どうやってこのチームを、強くするしか考えていない。
癒しツアー
預かった以上は、俺のやり方でやる。
周囲の声は、俺には関係ない。
責任ある言葉で大好きな言葉の一つです。落合氏の子の名言は、強い決意とリーダーとしての信念を示しています。
「目標に向かって自分の信じる道を突き進む」という強い意志を感じますよね!
落合氏は自分がリーダーとしてチームを任された以上、自分の方法でチームを成功に導くと決めており、外部の意見や批判に惑わされることなく、目標達成に集中する姿勢を示しています。
これは、目標に対して一貫性を持ち、自己信念を持って進むことの大切さを教えてくれます。
落合氏の名言から私たちが活かせること
落合博満氏の数々の名言は、彼の人生観や成功哲学を反映しています。これらから、日々の生活や仕事に対する姿勢を見直し、より良い方向へと導くヒントを得ることができます。
特に、努力の価値や勝負の心構えに関する言葉は、目標達成に向けた強い動機付けとなります。
特に私は何事も先延ばしにする癖があるので、落合氏の名言を肝に銘じて私生活も仕事も頑張ります!
普段、野球を全く見ない人であっても落合氏の名言は気づかされることばかりだと思います。
野球は知らなくても落合氏の名言は一読する価値ありです。
落合氏の名言に関するまとめ
落合博満氏の名言は、彼の人生と成功の哲学を集約したものです。
勝負の心構え、努力の価値、ビジネスへの洞察といったテーマは、私たちが日々直面する課題に対して、新たな視点や解決策を提供してくれます。
当記事では落合氏の名言を約10個紹介していますが、他にも落合氏の胸が熱くなる名言はたくさんあります。
少しでも落合氏の名言が気になった方は調べてみてください。
きっと新しい発見があること間違いなしです!