札幌ドームがファイターズにした嫌がらせ6選を徹底解説!

札幌ドーム嫌がらせ

この記事では一部の界隈で叫ばれている株式会社札幌ドームによる北海道日本ハムファイターズが受けた嫌がらせを解説していきます。

皆さんがご存じの通り、北海道日本ハムファイターズ(以下、ファイターズ)は札幌ドームから北広島市にあるエスコンフィールドに移転しました。

大都市の札幌市からアクセスが比較的よかったのにもかかわらず、どうしてこのような結果になったのか紐解いていきます。

本記事でわかること
  • 株式会社札幌ドームがファイターズと結んだ奴隷契約の内容
  • 現在のファイターズの本拠地
目次

札幌ドームがファイターズにした嫌がらせ6選とは?

北海道日本ハムファイターズがホームとして利用していた札幌ドーム。

しかし、この有名なドームとファイターズとの間には、数々の障害があったことが明らかになっています。

ここでは、札幌ドーム側がファイターズに対して行ってきたとされる嫌がらせの詳細を6つに分けてご紹介します。

私も調べていて衝撃を受けた内容ばかりだったので、札幌市政って大変なことになっているのではないか?と思ってしまうほどの内容です。

  • 観客2万人以上で加算料金がかかる仕組み  
  • スポンサーからの広告料なし  
  • 公式グッズの30%が手数料として徴収  
  • 売店や飲食店売上が1円も日ハムに入らない  
  • 日ハムと札幌ドームは1年契約  
  • 警備費等もファイターズが負担

観客2万人以上で加算料金がかかる仕組み

札幌ドームでの北海道日本ハムファイターズのホームゲームにおいて、観客数が2万人を超えると、球団に対して加算料金が課されるという制度が設けられていました。

正直、この話を聞いて最初は信じられませんでした…

お客様の来場数が増えれば増えるほど追加料金が発生する仕組みなんて意味がわからないです。

ファイターズの球団職員もモチベーションがなかなか上がらないですよね。

この措置により、球団は大きな試合やイベントを開催する際に、二重のプレッシャーを感じることになりました。

スポンサーからの広告料なし

一般的に、スポーツチームはスタジアム内の広告を通じて重要な収入を得ています。

しかし、札幌ドームでは、スポンサーからの広告料が直接球団に渡ることはありませんでした。

これは球団にとって大きな収益源を失うことを意味し、球団の経済的自立と成長の機会を制限するものでした。

球場内の広告スペースは、通常、球団のブランド価値を高め、スポンサー企業との関係を深める重要な手段です。

しかし、札幌ドームのこのポリシーにより、ファイターズはその機会を奪われ、収益機会の損失だけでなく、スポンサーとの関係構築においても不利な立場に置かれました。

スポンサーから広告料なしでは球団運営はやっていけません。


売店や飲食店売上が1円もファイターズに入らない

札幌ドーム内での売店や飲食店の売り上げは、北海道日本ハムファイターズにとって重要な収益源のはずです。

しかし、実際には、これらの売り上げが球団の手に入ることはありませんでした

ファンが球場内で購入した食事やグッズの売上は、すべてドームの運営会社に流れていきます。

この仕組みは、球団の経済的基盤を揺るがすものであり、ファイターズの収益向上に大きな障壁となっていました。

この状況は、ファンが球団支援の意味で行う消費行動が、実際には球団を支援することに直接的に繋がらないことを意味します。

ファンは球団を想って支出しても、そのお金は球団の収益には反映されず、札幌ドームの運営費用に充てられていたのです。

私は中日ドラゴンズのファンでグッズを購入するのですが、やっぱり推しの選手にグッズ等のインセンティブがあると非常に嬉しい。

ファイターズのグッズを売るスタッフはこれらのことを知っていたのか疑問が残ります。

ファイターズと札幌ドームは1年契約

一般的にスポーツチームとそのホームスタジアムとの間の契約は、長期間にわたって結ばれることが多いです。

しかし、北海道日本ハムファイターズと札幌ドームの間の契約は、毎年更新する形式を採用していました。

この1年ごとの契約更新は、球団にとって大きな不安要素です。

なぜなら、毎年、使用料の交渉や契約条件の見直しが行われ、安定した経営計画を立てにくい状況に置かれていたからです。

さらに、このような短期契約は、球団がファンやスポンサーに対して長期的なビジョンを示しにくくするため、マーケティング活動にも悪影響を及ぼしていました。

球団の将来が不透明なため、スポンサーやファンの支持を得ることが一層困難になります。

警備費等もファイターズ負担

通常、スポーツイベントの開催に伴う警備費用は、主催者と会場側で共同で負担されるのが一般的です。

しかし、札幌ドームでの北海道日本ハムファイターズのホームゲームに関しては、警備費用を含む多くの運営費用が全て球団の負担とされました。

これは、球団の財務負担を大きく増加させるものであり、他の収益活動にも影響を及ぼす可能性があります。

警備費用だけでなく、清掃や維持管理など、球場運営に必要な様々なコストも球団が負担する必要があったことは、他球団との公平な競争条件を損なうものでした。

これらの追加費用は、球団の財務状況に重くのしかかり、経営戦略やチーム強化への投資にも悪影響を及ぼしており、ファイターズは何度も札幌ドーム側と交渉していました。

日ハムが札幌ドームに支払っている金額は約26.5億円

北海道日本ハムファイターズが札幌ドームに支払っている金額が、驚くべき約26.5億円にのぼることが明らかになりました。

この莫大な金額は、球団が球場の使用料として毎年負担しているもので、球団経営にとって重大な負担となっています。

ファンとしてはチームの補強や活躍した選手にしっかりと年俸を払って欲しいです。

しっかりとお給料を選手に支払わなければ、FAで他チームに流出しかねません。

また、球場に投資をしようと考えても球団に十分な資金がなければ、球場の改修もドンドン先送りになってしまいます。

私はこの支払う金額が多すぎたため、ファイターズは自前の球場を持とうという結論になったのだと考えています。

札幌ドームは球場設備にも問題が多数

札幌ドームの球場設備には、数多くの問題が存在していることが指摘されています。

特に、観客から選手が見えにくい配置や、人工芝がペラペラで怪我をしやすいという点が大きな問題とされています。

人工芝の影響を最も受けた選手の一人が中日ドラゴンズに移籍した中田翔選手です。

その他にも陽岱鋼、糸井、西川選手らも試合後に膝をテーピングでグルグル巻きにした光景を今でもよく覚えています。

足や膝の故障は選手生命を縮め、守備だけでなくバッティングにも影響が大きい。

もちろん札幌ドーム側も何もしていなかったわけではありません。

2018年にはファイターズの要望を聞き入れ、人口芝の張替えなどドームの改修に力を注ぎました。その他にも新設のトイレや大型ビジョンの設置など投資がゼロというわけではないのです。

ただ、世間の札幌ドームの印象を変えるには並大抵の努力では実現できません…

観客から選手が見えにくい

札幌ドームの設計に関する一つの大きな問題点は、観客から選手が見えにくいという状況です。

しかし、これは仕方がありません。

札幌ドームは野球専用のドームではなく、サッカーやライブなどの多目的ドームです。

私は愛知県出身でトヨタスタジアムに名古屋グランパスの応援によく行くのですが、3~4階席が恐怖を感じるほどの急こう配。

もちろん、サッカー専用スタジアムと札幌ドームを比較するのはナンセンスなのはわかっています。札幌ドームではコンサドーレ札幌の試合も開催されるので、多少の急こう配は致し方ありません…

札幌ドームでは野球観戦にあまり適していなかったことも、ファイターズが移籍した理由の一つかもしれません。

人工芝がペラペラで怪我をしやすい

札幌ドームの人工芝に関しても、深刻な問題が指摘されています。

そのペラペラとした質感は、選手がプレー中に怪我をしやすい環境を作り出しています。

メジャーでは天然芝を持つ球場が大半ですが、東京ドームやバンテリンドームをはじめ約8割の球場が人工芝を使っています。

人工芝は天然芝と比較をすると耐久性とメンテナンスのしやすさがメリットに挙げられます。しかし、人工芝を定期的に張り替えないと選手の思わぬ故障に繋がり、選手生命が短くなる危険性も。

ドーム球場では天然芝は技術革新がない限り難しいですが、選手には最高の環境でプレーしてもらいたいですね!

現在のファイターズはエスコンフィールドに移転

2023年に北海道日本ハムファイターズは、札幌ドームから新たなホームスタジアムであるエスコンフィールドへの移転を果たしました。

エスコンフィールドでは球場だけでなく、日本最大級の子どもの遊びや乗馬体験など野球以外でも楽しめる施設です。

私は北海道在住ではないので簡単に足を運ぶことは難しいですが、絶対にいきたい球場の一つ。

ファイターズは2年連続で最下位に沈んでいますが、新庄監督の3年目に是非期待をしましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

外資系企業のメディア担当として、海外サッカーやMLB関係の記事を多数執筆。プロ野球では中日ドラゴンズのファンを20年間継続しており、浅尾選手をリスペクトしています。野球専門メディアとして、12球団の最新情報や大谷選手特設ページなどの情報をたくさん更新していきます。

目次