プロ野球オールスター2026開催地は?日程と球場を解説

プロ野球ファンが心待ちにする夏の祭典、マイナビオールスターゲーム2026の開催地と日程が正式に発表されました。

野球ファンであれば、2026年プロ野球オールスターゲームはどこで開催されるのか、また注目の2026年のオールスターの日程はどうなっているのか、気になる情報が多いことでしょう。

特に今回は30年ぶりとなる富山での開催が含まれており、富山市民球場のキャパはどの程度なのか、関心を寄せている方も少なくないはずです。

この記事では、発表されたばかりの最新情報をもとに、開催球場や日程、さらには過去の開催にまつわる興味深いエピソードまで、詳しく解説していきます。

当記事のポイント
  • 2026年オールスターゲームの全日程
  • 第1戦・第2戦の開催球場と特徴
  • 30年ぶりの富山開催に関する歴史
  • 各球場のアクセスと収容人数
目次

速報!プロ野球オールスター2026開催地が決定

  • 2026年プロ野球オールスターゲームはどこで開催?
  • 2026年のオールスターの日程をチェック
  • 第1戦は東京ドームで開催
  • 第2戦は富山市民球場で開催
  • 予備日と開催球場について

2026年プロ野球オールスターゲームはどこで開催?

2026年のプロ野球オールスターゲームは、第1戦が「東京ドーム」、第2戦が「富山市民球場(アルペンスタジアム)」で開催されることが決定しました。

セ・リーグとパ・リーグを代表するスター選手たちが一堂に会するこの夢の球宴は、毎年異なる球場で開催されるのが特徴です。

今回は首都圏の象徴的な球場である東京ドームと、北陸地方を代表する富山市民球場という、対照的ながらも魅力あふれる二つの舞台が選ばれました。

東京ドームは言わずと知れた日本のプロ野球の中心地の一つであり、数々の名勝負が繰り広げられてきた場所です。一方で、富山市民球場での開催は実に30年ぶりとなり、地方の野球ファンにとっては待望のビッグイベントとなります。

このように、大都市と地方都市の両方で開催されることで、全国のプロ野球ファンが楽しめるような配慮がなされていると考えられます。

2026年のオールスターの日程をチェック

マイナビオールスターゲーム2026の開催日程は、2026年7月下旬に設定されています。ファンにとっては、今からスケジュールを確保しておきたい重要な日付となります。

具体的な日程は以下の表の通りです。

試合日程曜日
第1戦7月28日火曜日
第2戦7月29日水曜日
予備日7月30日木曜日

第1戦は7月28日(火)、続く第2戦は7月29日(水)と、平日の開催です。これは、プロ野球のレギュラーシーズンの合間を縫って行われるため、例年通りのスケジュールと言えます。

また、万が一の悪天候に備え、翌日の7月30日(木)が予備日として確保されています。特に屋外球場である富山市民球場での試合があるため、予備日の設定は運営上、非常に大切です。

第1戦は東京ドームで開催

第1戦の舞台となる東京ドームは、天候に左右されない全天候型のドーム球場であり、試合が中止になる心配がないのが大きなメリットです。

日本のプロ野球を象徴する球場の一つとして、これまでにも数多くのオールスターゲームが開催されてきました。

最寄り駅からのアクセスも非常に良好で、JR中央・総武線や都営三田線の「水道橋駅」、東京メトロ丸ノ内線・南北線の「後楽園駅」など、複数の路線から徒歩圏内にあります。遠方からのファンにとっても訪れやすい立地条件が整っているのは、大きな魅力です。

また、球場周辺には商業施設やアミューズメント施設も充実しており、試合観戦だけでなく一日を通して楽しめる環境が提供されています。

第2戦は富山市民球場で開催

第2戦は、富山県富山市にある富山市民球場(愛称:アルペンスタジアム)で開催されます。この球場は、美しい立山連峰を望むことができる素晴らしいロケーションが自慢で、開放感あふれるプレーが期待されます。

北陸地方の野球ファンにとっては、トップレベルの選手のプレーを間近で見られるまたとない機会です。今回の開催は、能登半島地震からの復興支援という側面も持っており、野球を通じて地域に元気と勇気を与えるという大きな意義も込められています。

交通アクセスについては、あいの風とやま鉄道「東富山駅」が最寄りとなりますが、駅から少し距離があるため、当日は臨時バスの運行なども検討される可能性があります。車での来場者向けに駐車場も完備されていますが、多くの来場が予想されるため、公共交通機関の利用が推奨されます。

予備日と開催球場について

2026年のオールスターゲームでは、7月30日(木)が予備日として設定されています。この予備日は、主に第2戦が開催される富山市民球場が雨天などで中止になった場合に適用されます。

もし第1戦(東京ドーム)が何らかの理由(交通機関の大規模な乱れなど、極めて稀なケース)で開催できなかった場合、日程がスライドする可能性もゼロではありませんが、基本的には第2戦のための予備日と考えてよいでしょう。

第2戦が中止となり予備日に順延された場合、試合は同じく富山市民球場で行われます。ファンにとっては、万が一の天候不良でも試合が観戦できる可能性があるという安心材料になります。遠征を計画している方は、念のため予備日のスケジュールも考慮に入れておくと、より万全な観戦計画を立てられるでしょう。

プロ野球オールスター2026開催地の詳細情報

  • 東京ドームでの開催は7年ぶり
  • 富山市民球場での開催は30年ぶり
  • 富山市民球場のキャパはどのくらい?
  • 1996年の富山開催を振り返る
  • イチローが登板した伝説の年
  • まとめ:プロ野球オールスター2026開催地に注目

東京ドームでの開催は7年ぶり

今回の第1戦の舞台となる東京ドームでのオールスターゲーム開催は、2019年以来7年ぶりとなります。2019年の第1戦も同じく東京ドームで開催され、多くのファンが詰めかけました。

その試合では、パ・リーグが森友哉選手(当時西武)や浅村栄斗選手(楽天)、山川穂高選手(当時西武)のホームラン攻勢でセ・リーグに勝利しています。特に森選手の2ランホームランは試合の流れを大きく引き寄せる一打となり、最優秀選手(MVP)に輝きました。

7年の時を経て、選手の顔ぶれも大きく変わりました。次回のオールスターではどのようなスター選手が選ばれ、どんなドラマが生まれるのか、今から期待が高まります。東京ドームという大舞台が、新たなヒーローの誕生を後押ししてくれるはずです。

富山市民球場での開催は30年ぶり

第2戦が開催される富山市民球場でのオールスターゲームは、1996年以来、実に30年ぶりとなります。半世紀近い時を経て、再び夢の球宴が富山の地に帰ってくることになります。

30年という長い年月は、地方の野球ファンにとってまさに待望の開催と言えるでしょう。前回の開催を知るオールドファンにとっては懐かしく、若い世代のファンにとっては初めて地元で体験するオールスターゲームとなります。

また、今回の富山開催は能登半島地震の復興支援を目的の一つとしており、プロ野球界が一体となって被災地にエールを送るという意味合いも持ちます。

スポーツの力が、地域の人々にとって大きな希望の光となることが期待されています。このような背景もあり、通常以上に注目度の高い一戦になることは間違いありません。

富山市民球場のキャパはどのくらい?

30年ぶりの開催で注目が集まる富山市民球場ですが、その収容人数、いわゆるキャパシティは約30,000人です。内訳は内野スタンドが約17,000人、外野スタンドが約13,000人とされています。

これは地方球場としては最大級の規模を誇り、プロ野球の公式戦を開催するのに十分な設備を備えています。参考までに、第1戦が開催される東京ドームの野球開催時の収容人数が約43,500人であることを考えると、その規模の大きさが理解できます。

オールスターゲームという人気イベントだけに、チケットの争奪戦は必至と見られます。特に地元・北陸のファンにとっては、この機会を逃したくないという思いが強いはずです。観戦を希望する方は、チケットの発売情報をこまめにチェックすることが大切になります。

1996年の富山開催を振り返る

30年前の1996年7月23日、富山市民球場ではオールスターゲーム第3戦が開催されました。この試合では、セ・リーグがパ・リーグを4対2で下しています。

試合の主役となったのは、当時広島東洋カープに在籍していた金本知憲選手でした。金本選手は2回に、パ・リーグ先発の今関勝投手から逆転の3ランホームランを放ち、これが決勝点となりました。この活躍により、金本選手は見事MVPに選出されています。

また、地元・富山県出身の田畑一也投手(当時ヤクルト)が凱旋登板を果たし、スタンドから大きな「田畑コール」が巻き起こったことも、当時のファンにとっては忘れられない思い出です。30年の時を経て、再び富山の地でどのような名場面が生まれるのか、歴史の再現にも期待がかかります。

イチローが登板した伝説の年

前述の通り、1996年のオールスターは富山でも開催されましたが、この年は球史に残るもう一つの大きな出来事がありました。それは、第2戦の東京ドームで、当時オリックス・ブルーウェーブに在籍していたイチロー選手が投手としてマウンドに上がったことです。

これは、パ・リーグを率いた仰木彬監督(当時オリックス)のファンサービスあふれる采配によるものでした。野手であるイチロー選手が登板し、セ・リーグの強打者・松井秀喜選手(当時巨人)と対戦。結果は四球でしたが、この夢の対決は大きな話題を呼び、今なお語り草となっています。

さらにセ・リーグの野村克也監督(当時ヤクルト)もこれに応じるかのように、投手の高津臣吾投手を代打で送るなど、まさにオールスターならではの遊び心に満ちた采配が見られました。2026年のオールスターでも、監督たちの粋な計らいに期待したいところです。

まとめ:プロ野球オールスター2026開催地に注目

この記事では、マイナビオールスターゲーム2026の開催地や日程について詳しく解説してきました。最後に、今回の記事の重要なポイントをまとめます。

  • 2026年のオールスターは第1戦が東京ドーム、第2戦が富山市民球場で開催
  • 日程は第1戦が7月28日、第2戦が7月29日、予備日が7月30日
  • 東京ドームでの開催は2019年以来7年ぶり
  • 富山市民球場での開催は1996年以来30年ぶりとなる
  • 富山開催は能登半島地震の復興支援という目的も含まれる
  • 富山市民球場の収容人数は約30,000人
  • 東京ドームの収容人数は約43,500人
  • 第1戦の東京ドームは天候に左右されないドーム球場
  • 第2戦の富山市民球場は立山連峰を望む美しい屋外球場
  • 予備日は主に第2戦の天候不良に備えて設定されている
  • 1996年の富山開催では金本知憲選手がMVPを獲得した
  • 1996年はイチロー選手が投手として登板した伝説の年でもある
  • 首都圏と北陸地方での開催により全国のファンが楽しめる
  • チケットは争奪戦になることが予想される
  • 今から開催を心待ちにしているプロ野球ファンは多い

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この記事を書いた人

外資系企業のメディア担当として、海外サッカーやMLB関係の記事を多数執筆。プロ野球では中日ドラゴンズのファンを20年間継続しており、浅尾選手をリスペクトしています。野球専門メディアとして、12球団の最新情報や大谷選手特設ページなどの情報をたくさん更新していきます。

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