「2025年の阪神タイガースの試合観戦に行きたいのに、チケットが全然取れない…」と、お悩みではありませんか。
人気のあまり、特に土日祝日の試合は発売と同時に完売してしまうことも珍しくありません。
この記事では、阪神戦のチケットがなぜ取れないのか、その理由から解説します。
そして、基本的なチケットの購入方法はもちろん、ローソンなどのコンビニでの手続き、さらには公式ファンクラブの先行販売や公式のチケットリセールといった、あらゆる選択肢を網羅的にご紹介。
また、空席を見つけるコツや当日券の情報、気になる値段についても詳しく触れていきます。
この記事を読めば、チケット入手を諦める前に試せる有効な手段が分かり、憧れの甲子園球場で観戦できる確率が格段に上がるはずです。
- チケットが取れない具体的な理由
- 初心者でも試せるチケットの購入方法
- 完売後でも入手できる可能性のある裏技
- 定価以下でチケットを手に入れるコツ

なぜ阪神タイガースのチケットは取れないのか?

- 2025年のチケット販売状況
- チケットの基本的な購入方法
- ファンクラブ先行販売の仕組み
- ローソンなどコンビニでの買い方
2025年のチケット販売状況

2025年の阪神タイガース公式戦チケットは、開幕前にそのほとんどが完売となるなど、入手が非常に困難な状況です。
その理由として、まず関西圏における阪神タイガースの絶大な人気が挙げられます。
多くのファンがチケットを求めるため、需要が供給を大幅に上回っているのが現状です。
インターネットでの販売は2月25日12時から、店舗での販売は2月27日10時から開始されましたが、人気カードは発売後すぐに売り切れとなりました。
また、2025年から球団公式のチケット販売サイト「甲チケ」がリニューアルされたことも、チケット争奪戦の様相に変化をもたらしています。
以前は可能だった発売前の事前ログインができなくなり、発売開始時間にアクセスしたユーザーがランダムで順番待ちの列に振り分けられるシステムになりました。
これにより、公平性が増した一方で、単に早くから準備していてもチケットが確保できるとは限らなくなり、運の要素も絡むようになっています。
このように、元々の人気の高さと販売システムの変更が相まって、特に普段チケット購入に慣れていない方にとっては、希望の試合のチケットを手に入れることが一層難しくなっているのです。
チケットの基本的な購入方法
阪神タイガースのチケットを手に入れるための基本的な購入方法は、主に球団公式サイトと球場窓口の2つです。
それぞれの特徴を理解し、自分に合った方法を選ぶことが最初のステップとなります。
甲チケと虎チケ
球団公式サイトでの購入は、「甲チケ」と「虎チケ」という2つのサービスが中心です。
「甲チケ」は阪神甲子園球場での1軍およびファームの試合チケットを専門に扱っており、多くの阪神ファンが利用しています。
最大のメリットは、甲子園球場の発券機で発券すれば手数料が無料になる点です。
また、チケットのデザインが美麗であることもファンにとっては嬉しいポイントと言えるでしょう。
ただし、購入にはTigers ID(無料)への事前登録が必要で、発売初日は座席指定ができないという制約があります。
一方、「虎チケ」は甲子園球場だけでなく、京セラドーム大阪など他の球場で行われる主催試合のチケットも購入できるのが特徴です。
電話での申し込みが可能な点も便利ですが、クレジットカード決済のみの対応で、発券手数料や配送料がかかります。
甲子園球場の窓口販売

インターネットでの購入に不安がある方や、現金で支払いたい方には、甲子園球場の正面にある入場券売り場での直接購入がおすすめです。
対面で相談しながら買える安心感がありますが、営業時間が決まっており、座席を選ぶことはできません。
特に人気のある試合では、窓口に行った時点ですでに良い席が残っていない可能性が高いというデメリットも考慮する必要があります。
これらの基本的な購入方法のメリットとデメリットを以下の表にまとめました。
購入方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
甲チケ | 発券手数料が無料(球場発券)、チケットデザインが綺麗、ビジター応援席も購入可 | 甲子園の試合のみ、発売初日は座席指定不可、ID登録必須 |
虎チケ | 甲子園以外の試合も購入可、電話申し込み可 | 発券手数料・配送料がかかる、クレジット決済のみ、ビジター応援席は購入不可 |
球場窓口 | 対面で現金購入できる、登録不要 | 営業日・時間のみ、座席が選べない、人気試合は良席が少ない |
ファンクラブ先行販売の仕組み
希望の試合、特に土日や祝日の人気カードを良い席で観戦したい場合、最も有効な手段の一つが阪神タイガース公式ファンクラブへの入会です。
ファンクラブ会員になると、一般販売に先駆けてチケットを購入できる「先行発売」に参加する権利が得られます。
これは、チケット争奪戦において非常に大きなアドバンテージとなります。
一般販売では瞬時に売り切れてしまうような座席でも、先行発売の段階であれば入手できる可能性が格段に高まります。
ファンクラブには主に
「レギュラープラン(年会費4,500円)」と
「ライトプラン(年会費3,200円)」
がありますが、チケットの先行発売への参加資格や会員割引といった特典は、どちらのプランでも同じ条件で受けることができます。
したがって、記念品や会報誌が不要で、純粋にチケット購入のチャンスを増やしたいだけであれば、より安価なライトプランで十分と言えるでしょう。
もちろん、年会費が必要という点はデメリットですが、それを支払ってでも手に入れたい試合があるファンにとっては、非常に価値のある投資と考えられます。
先行発売2日目からは座席指定も可能になるため、座席からの眺めにこだわりたい方にもおすすめです。
ローソンなどコンビニでの買い方
インターネットでの操作が苦手な方や、自宅近くで手軽にチケットを購入したい方にとって、コンビニエンスストアの店頭端末を利用する方法は非常に便利です。
ローソンやミニストップに設置されている「Loppi」、またはセブンイレブンの「マルチコピー機」を操作することで、甲子園球場のチケットを購入できます。
画面の案内に従って操作し、発券されたレシートをレジに持って行けば、その場でチケットを受け取れるという手軽さが最大のメリットです。
ただし、この方法にはいくつかの注意点があります。
最も大きなデメリットは、座席を自分で指定できないことです。
どの席になるかは発券されるまで分からないため、座席からの眺めを重視する方には向いていません。
また、インターネット販売の開始時刻よりも店頭販売の開始が遅く設定されているため、人気の試合はコンビニの端末で購入しようとする時点ですでに完売している可能性が高いです。
そのため、コンビニでの購入は、比較的空席に余裕がある平日の試合などを狙う場合に適した方法と言えるでしょう。
阪神タイガースのチケットが取れない時の攻略法

- チケットリセール公式を賢く使う
- 空席や見切れ席を見つけるコツ
- 定価以下の値段で買う方法
- 甲子園での当日券の販売はある?
- JCBカード先行販売という選択肢
- 虎チケと甲チケの違いとは?
- 阪神タイガースのチケットが取れない時の総まとめ
チケットリセール公式を賢く使う
公式販売でチケットが完売してしまっても、まだ諦める必要はありません。
その際に非常に有効なのが、公式に認められたチケットリセールサービスを利用する方法です。
リセールサービスとは、急用や体調不良などで試合に行けなくなった人が、購入したチケットを他の人に定価、あるいは定価以下の価格で再販できるプラットフォームのことです。
これは球団も公認している救済措置であり、違法な高額転売とは全く異なります。
代表的なサービスとして「チケジャム」などがあります。
これらのサイトをこまめにチェックしていると、思わぬ良席が出品されることがあります。
特に、普段はなかなか座ることのできない年間指定席などが出品されることもあるのが大きな魅力です。
注意点として、購入時に約10%の手数料がかかる場合があるため、その点を考慮する必要があります。
また、あくまで個人間の取引を仲介するサービスなので、トラブルがないよう規約をよく読んで利用することが大切です。
しかし、定価を上回る価格での取引は禁止されているため、安心して利用できます。
試合日が近づくにつれて出品が増える傾向にあるため、粘り強く探すことが良いチケットを見つける鍵となります。
空席や見切れ席を見つけるコツ
完売したと思われる試合でも、まだチケットを入手できる可能性があります。
その一つが「見切れ席」を狙う方法です。
「見切れ席」とは、球場内の柱や金網、ポールなどが視界に入り、グラウンドの一部が見えにくくなる座席のことを指します。
甲子園球場では主にアルプス席の一部に設定されています。
この席は、試合が少し見えにくいというデメリットがある代わりに、定価よりも300円程度安く販売されるのが特徴です。
この見切れ席は、通常の座席がすべて完売した後でも売れ残っているケースが少なくありません。
チケットぴあなどのプレイガイドで販売されており、阪神タイガースの球団公式サイトでも購入が推奨されています。
「試合の雰囲気を味わえれば多少見えにくくても構わない」という方にとっては、完売試合のチケットを手に入れるための有効な選択肢となり得ます。
空席を見つけるもう一つのコツは、チケット販売サイトを諦めずに何度も確認することです。
一度確保されたチケットでも、支払いが期限までに行われなかった場合などに「戻り」として再販売されることがあります。
特に発売日の数日後や、試合日が近づいたタイミングで空席が出ることがあるため、地道なチェックが実を結ぶ可能性があります。
定価以下の値段で買う方法
阪神戦のチケットを定価よりも安く手に入れたいと考えるなら、最も現実的で安全な方法は、前述の通り、公式のチケットリセールサービスを活用することです。
リセールサービスでは、出品者が価格を設定できますが、その上限は元のチケットの定価と定められています。
そのため、高額転売の被害に遭う心配がありません。
そして、出品者の中には「空席にするくらいなら誰かに見てほしい」という思いから、定価よりも低い価格でチケットを出品するケースが少なくありません。
特に試合日が近づいてくると、買い手が見つからないことを懸念した出品者が値下げをする傾向があります。
20%程度値引きされているチケットが見つかれば、それは非常にお買い得と言えるでしょう。
リセールサービスは、単に完売したチケットを探すだけでなく、お得に観戦するための手段としても非常に有効です。
ただし、人気のある土日祝日の試合の定価割れチケットは競争率が高く、出品されるとすぐに売れてしまう可能性が高いです。
良い条件のチケットを見逃さないためには、あらかじめサイトに無料登録を済ませておき、いつでも購入できる準備を整えておくことが重要です。
甲子園での当日券の販売はある?
試合当日に甲子園球場へ行けば、当日券が買えるのではないかと考える方もいるかもしれません。
結論から言うと、当日券が販売される可能性はありますが、あまり期待はできません。
甲子園球場では、前売りで売れ残ったチケットがある場合に限り、当日券として販売されます。
この当日券は、球場の窓口ではなく、球団公式サイトの「甲チケ」で購入することができます。
つまり、試合当日の朝でも「甲チケ」にアクセスして空席があれば、それを購入して球場の発券機で発券し、観戦することが可能です。
しかし、2025年の販売状況を見ても分かるように、ほとんどの試合が前売りの段階で完売しています。
そのため、特に土日祝日や巨人戦といった人気カードで当日券が出ることは、まずないと考えてよいでしょう。
もし当日券を狙うのであれば、観客動員が比較的少ない平日の試合が対象になります。
試合当日の朝、諦める前に一度「甲チケ」を確認してみる価値はあるかもしれませんが、基本的には前売り段階でチケットを確保する努力をするのが賢明です。
参照:甲チケ
JCBカード先行販売という選択肢
公式ファンクラブ以外にも、チケットの先行販売に参加する方法があります。それが、JCBが発行する「阪神タイガースカード」の会員になることです。
このクレジットカードを持っている会員は、専用の先行販売枠でチケットを申し込むことができます。
年会費は2,200円で、ファンクラブのライトプラン(3,200円)よりも安価に設定されています。
ファンクラブの会員数に比べて「JCBタイガースカード」の保有者は少ないと考えられるため、チケットの競争率が比較的低い可能性があり、穴場的な存在と言えます。
実際に、ファンクラブの先行販売とこのJCBカードの先行販売を併用することで、チケット入手のチャンスを複数回に増やしている熱心なファンもいます。
ただし、デメリットも存在します。購入できる座席の種類がアイビーシートやブリーズシート、1塁アルプスなどに限定されている点や、1枚あたり330円の発券手数料がかかる点は注意が必要です。
しかし、年会費の安さと競争率の低さを考えれば、特に内野席での観戦を希望する方にとっては、検討する価値のある選択肢となるでしょう。
虎チケと甲チケの違いとは?
前述の通り、阪神タイガースの公式チケット販売サイトには「甲チケ」と「虎チケ」の2つがありますが、両者の違いを正確に理解しておくことが、スムーズなチケット購入に繋がります。
最大の違いは、取り扱っている試合の範囲です。
「甲チケ」が阪神甲子園球場で開催される試合のみを販売対象としているのに対し、「虎チケ」は京セラドーム大阪や倉敷マスカットスタジアムなど、甲子園以外の球場で開催されるタイガース主催試合のチケットも購入することができます。
また、発券方法と手数料も異なります。
「甲チケ」は甲子園球場の発券機を使えば手数料が無料ですが、「虎チケ」はチケットぴあ店舗やセブン-イレブンでの発券となり、所定の手数料が必要です。
さらに、ビジターファンにとっても重要な違いがあります。
相手チームのファン専用エリアである「レフトビジター専用応援席」のチケットは、「甲チケ」と「チケットぴあ」でのみ購入可能で、「虎チケ」では取り扱いがありません。
どちらのサイトが良いかは目的によって異なります。
甲子園での観戦を考えているなら手数料無料の「甲チチケ」、地方開催の試合も視野に入れているなら「虎チケ」というように、自分のニーズに合わせて使い分けるのが賢明です。
阪神タイガースのチケットが取れない時の総まとめ

阪神タイガースのチケットが取れないという悩みを解決するためのポイントを、以下にまとめます。
- 2025年の公式戦チケットは人気のためほぼ完売状態
- チケット入手の確率が最も高いのは「先行予約」
- 先行予約には「公式ファンクラブ」と「JCBタイガースカード」の2種類がある
- ファンクラブは年会費が必要だが一般発売より有利
- JCBカードはファンクラブより年会費が安く穴場の可能性がある
- 球団公式サイト「甲チケ」は甲子園球場での発券なら手数料無料
- 「虎チケ」は京セラドームなど甲子園以外の試合も買える
- コンビニでの購入は手軽だが座席指定ができない
- 完売した試合は公式「チケットリセール」を狙うのが有効
- リセールでは定価以下のチケットが見つかることもある
- 試合が見えにくい「見切れ席」は完売後でも残っている可能性がある
- 見切れ席は「チケットぴあ」で販売されている
- ビジター応援席は「甲チケ」か「チケットぴあ」の2択
- 当日券は「甲チケ」で空席があれば買えるが期待は薄い
- 複数の購入方法を試し、諦めずにチェックし続けることが重要
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