【最新】オリックスの歴代順位を徹底解説!黄金期から3連覇まで

オリックス 順位 歴代

オリックス・バファローズの長い歴史を振り返ると、輝かしい黄金期から厳しい低迷期まで、数々のドラマがあったことがわかります。

「オリックスの歴代の順位はどうだったのだろう?」、「強かった時代はいつ?」といった疑問を持つファンの方も多いのではないでしょうか。

特に、記憶に新しいリーグ3連覇を達成したオリックス監督中嶋氏の功績や、チームを支えた歴代監督の成績、そして気になる去年の順位まで、その変遷には興味が尽きません。

この記事では、球団創設から現在に至るまでのオリックス・バファローズの年度別成績を徹底的に掘り下げ、その栄光と挑戦の歴史を詳しく解説します。

この記事では、以下のことについて深く理解できます。

当記事のポイント
  • 阪急・ブルーウェーブ時代の輝かしい歴史
  • 球団合併後の低迷期とそれを支えた監督たち
  • 中嶋聡監督がもたらしたリーグ3連覇の軌跡
  • 2024年のシーズン結果と2025年の最新順位
目次

オリックスの順位【歴代一覧】

速報BASEBALL徹底解説
速報BASEBALL徹底解説
  • 阪急ブレーブス時代の黄金期と成績
  • イチローが牽引したブルーウェーブ時代
  • 苦難の時代を乗り越えた2000年代
  • チームを率いた歴代監督の成績
  • 2014年に優勝を逃したシーズン
速報BASEBALL:オリックス・バファローズ 年度別順位推移
速報BASEBALL:オリックス・バファローズ 年度別順位推移
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年度監督順位試合勝利敗北引分勝率
1936三宅 大輔181170.611
1936秋三宅 大輔3017121.586
1937春三宅・村上45628262.519
1937秋三宅・村上74917293.370
1938春山下 実33521131.618
1938秋山下 実34021172.553
1939山下・村上39658362.617
1940井野川 利春310461385.616
1941井野川 利春28553311.631
1942井野川 利春410549506.495
1943西村 正夫78431512.378
1944西村 正夫33519151.559
1946西村 正夫410551522.495
1947西村 正夫411958574.504
1948浜崎 真二414066686.493
1949浜崎 真二213669643.519
1950浜崎 真二412054642.458
1951浜崎 真二59637518.420
1952浜崎 真二510849581.458
1953浜崎 真二212067521.563
1954西村 正夫514066704.485
1955西村 正夫414280602.571
1956西村 正夫315488642.578
1957藤本 定義413271556.561
1958藤本 定義313073516.585
1959藤本・戸倉513448824.369
1960戸倉 勝城413665656.500
1961戸倉 勝城514053843.389
1962戸倉 勝城413160701.462
1963西本 幸雄615057921.383
1964西本 幸雄215079656.549
1965西本 幸雄414067712.486
1966西本 幸雄513457734.438
1967西本 幸雄113475554.577
1968西本 幸雄113480504.615
1969西本 幸雄113076504.603
1970西本 幸雄413064642.500
1971西本 幸雄1130803911.672
1972西本 幸雄113080482.625
1973西本 幸雄213077485.616
1974上田 利治2130695110.575
1975上田 利治113064597.520
1976上田 利治113079456.637
1977上田 利治1130695110.575
1978上田 利治113082399.678
1979梶本 隆夫2130754411.630
1980梶本 隆夫513058675.464
1981上田 利治213068584.540
1982上田 利治413062608.508
1983上田 利治213067558.549
1984上田 利治1130754510.625
1985上田 利治413064615.512
1986上田 利治3130635710.525
1987上田 利治2130645610.533
1988上田 利治413060682.469
1989上田 利治213072553.567
1990上田 利治213069574.548
1991土井 正三313064633.504
1992土井 正三313061645.488
1993土井 正三313070564.556
1994仰木 彬213068593.535
1995仰木 彬113082471.636
1996仰木 彬113074506.597
1997仰木 彬213571613.538
1998仰木 彬313566663.500
1999仰木 彬313568652.511
2000仰木 彬413564674.489
2001仰木 彬414070664.515
2002石毛 宏典614050873.365
2003石毛・レオン614048884.353
2004伊原 春樹613349822.374
2005仰木 彬413662704.470
2006中村 勝広513652813.391
2007T.コリンズ614462775.446
2008コリンズ・大石214475681.524
2009大石 大二郎614456862.394
2010岡田 彰布514469714.493
2011岡田 彰布414469687.504
2012岡田 彰布6144577710.425
2013森脇 浩司514466735.475
2014森脇 浩司214480622.563
2015森脇 浩司514361802.433
2016福良 淳一614357833.407
2017福良 淳一414363791.444
2018福良 淳一414365735.471
2019西村 徳文614361757.449
2020西村 徳文612045687.398
2021中嶋 聡1143705518.560
2022中嶋 聡114376652.539
2023中嶋 聡114386534.619
2024中嶋 聡514363773.450
2025岸田 護312764603.516

※2025年はシーズン中です。

阪急ブレーブス時代の黄金期と成績

オリックス・バファローズの歴史を語る上で、前身である阪急ブレーブス時代は欠かせません。

特に1960年代後半から1970年代にかけて、球団は圧倒的な強さを誇る黄金期を築きました。

この時代の中心には、名将・西本幸雄監督とその後を継いだ上田利治監督の存在があります。

西本監督は1967年にチームを初のリーグ優勝に導くと、そこから3連覇を達成。

その後、上田監督が引き継ぎ、1975年から4年連続リーグ優勝、うち3度の日本一という偉業を成し遂げました。

当時のチームは、投打にわたりスター選手を揃え、他球団を圧倒する実力を持っていました。

この黄金期の成績は、今なお多くのオールドファンに語り継がれています。

年度監督順位勝率
1967西本 幸雄1位.577
1968西本 幸雄1位.615
1969西本 幸雄1位.603
1971西本 幸雄1位.672
1972西本 幸雄1位.625
1975上田 利治1位.520
1976上田 利治1位.637
1977上田 利治1位.575
1978上田 利治1位.678

このように、阪急ブレーブスは一つの時代を築き上げ、球団の礎となる輝かしい歴史を残しました。

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イチローが牽引したブルーウェーブ時代

1988年のシーズン終了後、球団はオリックスに譲渡され、「オリックス・ブレーブス」となり、1991年からは神戸を本拠地とする「オリックス・ブルーウェーブ」が誕生しました。

この時代、チームの象徴となったのが、後にメジャーリーグでも伝説となるイチロー選手です。

仰木彬監督のもと、イチロー選手はその才能を完全に開花させ、チームを牽引しました。

特に1995年は、阪神・淡路大震災からの復興を目指す神戸のシンボルとして、「がんばろうKOBE」を合言葉に快進撃を見せ、悲願のリーグ優勝を達成します。

翌1996年にはリーグ連覇を果たし、日本シリーズでは巨人を破り、見事日本一に輝きました。

年度監督順位特徴
1995仰木 彬1位がんばろうKOBEを胸にリーグ優勝
1996仰木 彬1位リーグ連覇、日本一を達成

この2年間は、イチロー選手を中心としたスター選手の活躍と、仰木監督の巧みな采配がかみ合い、ファンに強烈なインパクトを残しました。

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苦難の時代を乗り越えた2000年代

輝かしいブルーウェーブ時代から一転、2000年代に入るとチームは厳しい低迷期を迎えます。

2004年オフには大阪近鉄バファローズとの球団合併があり、「オリックス・バファローズ」として再出発しましたが、その後も長くBクラスに甘んじるシーズンが続きました。

この時期は、主力選手の移籍や世代交代がうまくいかず、投打ともに戦力が整わない苦しい状況でした。

監督も頻繁に交代し、チームの再建は困難を極めました。特に2003年から2012年までの10シーズンでAクラス入りはわずか1度(2008年の2位)のみと、ファンにとっても忍耐の時期であったと言えるでしょう。

年度監督順位
2002石毛 宏典6位
2003石毛・レオン6位
2004伊原 春樹6位
2006中村 勝広5位
2009大石 大二郎6位
2012岡田 彰布6位

しかし、この苦しい時代があったからこそ、後のリーグ3連覇の喜びはより大きなものとなりました。

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チームを率いた歴代監督の成績

オリックス・バファローズとその前身球団の歴史は、個性豊かな監督たちによって彩られてきました。ここでは、特にチームに大きな影響を与えた歴代の主要な監督とその成績をまとめます。

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監督名就任期間勝利敗北引分勝率主な実績
西本 幸雄1963-197377265247.542リーグ優勝5回
上田 利治1974-1978, 1981-1990106685396.555リーグ優勝5回, 日本一3回
仰木 彬1994-2001, 200568260231.531リーグ優勝2回, 日本一1回
岡田 彰布2010-201219521621.474チーム改革に着手
中嶋 聡2021-202429525027.541リーグ優勝3回, 日本一1回

西本監督、上田監督は阪急時代の黄金期を築き、仰木監督はブルーウェーブ時代にファンを熱狂させました。

そして、中嶋聡監督は長く低迷していたチームを常勝軍団へと変貌させました。

それぞれの監督がチームに残した功績は計り知れません。

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2014年に優勝を逃したシーズン

近年のオリックスファンにとって、最も記憶に残るシーズンの一つが2014年です。

森脇浩司監督が率いたこの年、チームは投手力を武器に快進撃を見せ、福岡ソフトバンクホークスと最終戦まで熾烈な優勝争いを繰り広げました。

最終的に、オリックスは80勝62敗2分という好成績を残したものの、ソフトバンクと同率首位で並び、直接対決の成績の差で惜しくもリーグ優勝を逃しました。

そのゲーム差は「0.0」。あと一歩のところで栄光に届かなかったこのシーズンは、ファンに大きな悔しさとともに、強いチームへの期待を抱かせるものとなりました。

エースの金子千尋投手(当時)や、打線を牽引した糸井嘉男選手らの活躍は、間違いなくこのシーズンのハイライトであり、後のチームの躍進に繋がる重要な一歩であったと考えられます。

近年のオリックス歴代順位と3連覇

オリックス バファローズ サムネイル
オリックス バファローズ サムネイル
  • オリックス中嶋監督の輝かしい功績
  • 記憶に新しい2021年からのリーグ3連覇
  • ファンが注目する去年の順位
  • 2025年シーズンの最新順位速報
  • オリックスの順位を歴代データで総括

主要監督別 通算成績

速報BASEBALL:オリックス 監督別 勝利数
速報BASEBALL:オリックス 監督別 勝利数
速報BASEBALL:オリックス 監督別 勝率
速報BASEBALL:オリックス 監督別 勝率
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監督名就任期間勝利敗北引分勝率主な実績
西本 幸雄1963-197377265247.542リーグ優勝5回
上田 利治1974-1978, 1981-1990106685396.555リーグ優勝5回, 日本一3回
仰木 彬1994-2001, 200568260231.531リーグ優勝2回, 日本一1回
岡田 彰布2010-201219521621.474チーム改革に着手
中嶋 聡2021-202429525027.541リーグ優勝3回, 日本一1回

オリックス中嶋監督の輝かしい功績

2021年からのチームの快進撃は、中嶋聡監督の手腕を抜きには語れません。

2020年シーズン途中から監督代行として指揮を執り、2021年に正式に監督就任。そこからチームは劇的な変貌を遂げました。

中嶋監督の功績は、特定のスター選手に頼るのではなく、若手選手を積極的に起用し、競争意識を高めながらチーム全体の底上げを図った点にあります。

投手では山本由伸、宮城大弥、野手では宗佑磨、杉本裕太郎といった選手たちの才能を最大限に引き出しました。

その采配は「中嶋マジック」とも呼ばれ、ファンや解説者から高い評価を受けています。

年度順位勝利敗北引分勝率
20211位705518.560
20221位76652.539
20231位86534.619
20245位63773.450

2024年はBクラスに終わりましたが、チームの再建と若手の育成に手腕を発揮し、常勝軍団の礎を築いた功績は非常に大きいと言えます。

記憶に新しい2021年からのリーグ3連覇

中嶋監督のもと、オリックス・バファローズは2021年から2023年にかけて、パ・リーグ3連覇という偉業を達成しました。

これは、阪急ブレーブス時代の1975年〜1978年の4連覇以来となる、球団史上2度目の快挙です。

25年ぶりのリーグ優勝(2021年)

前年最下位からの下剋上を果たし、25年ぶりとなる悲願のリーグ優勝を達成。

山本由伸投手が沢村賞を含む投手4冠に輝くなど、投打がかみ合ったシーズンでした。

悲願の日本一達成(2022年)

2年連続のリーグ優勝を果たすと、日本シリーズでは前年に敗れた東京ヤクルトスワローズと再び対戦。

激闘の末に雪辱を果たし、26年ぶりとなる日本一の栄冠を手にしました。

投打で圧倒した3連覇(2023年)

盤石の投手力と勝負強い打線で他球団を圧倒。2位に15.5ゲーム差をつける独走でリーグ3連覇を成し遂げました。

山本由伸投手が3年連続の投手4冠という歴史的快挙を達成したシーズンでもあります。

この3年間は、まさにオリックスの新たな黄金期であり、多くのファンに感動と興奮を与えました。

この感動の軌跡をもう一度楽しむなら、全試合を網羅しているプロ野球セットが最適です。

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ファンが注目する去年の順位

リーグ3連覇という輝かしい時期を経て、ファンが注目した2024年シーズン。

絶対的エースであった山本由伸投手がメジャーリーグへ移籍するなど、大きな戦力変化の中で迎えたシーズンでした。

結果として、チームは63勝77敗3分のパ・リーグ5位という成績に終わりました。

連覇中の勝負強さが見られず、投打ともに苦しんだ1年であったと言えます。し

かし、若手選手にとっては多くの出場機会を得るシーズンともなり、次代を担う選手の台頭が期待されます。

この悔しさをバネに、新たな黄金期を築くための重要なステップとなるかが注目されます。

来シーズンこそは現地で声援を送りたいと考えている方も多いでしょう。本拠地である京セラドーム大阪へ車で向かう際は、駐車場の事前予約が便利で確実です。

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2025年シーズンの最新順位速報

2024年シーズン終了後、中嶋聡監督が退任し、2025年からは新たに岸田護監督が指揮を執っています。

チームの再建と王座奪還を目指す新体制でのシーズンです。

2025年9月14日(日)現在のチーム成績は以下の通りです。

順位試合勝利敗北引分勝率
3位12764603.51613.0

シーズン終盤戦に差し掛かり、現在Aクラスの3位につけています。

ここからクライマックスシリーズ進出、そして日本一に向けて、一つも負けられない戦いが続きます。

岸田新監督の采配と選手たちの奮起に期待しましょう。

選手たちのようなパフォーマンスを目指すなら、まずは道具から。自分に合った野球ギアを見つけることが上達への第一歩です。

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オリックスの順位を歴代データで総括

速報BASEBALL_野球_Q&A
速報BASEBALL_野球_Q&A

この記事で解説してきたオリックス・バファローズの歴代順位に関する重要なポイントを以下にまとめます。

当記事のまとめ
  • 球団の通算成績は5657勝5397敗399分(2025年9月14日現在)
  • 前身の阪急ブレーブスは1960年代後半から70年代に黄金期を築いた
  • 西本幸雄監督と上田利治監督のもとで計10度のリーグ優勝を達成
  • オリックス・ブルーウェーブ時代はイチロー選手の活躍で1995年、1996年に連覇
  • 1996年には日本一にも輝いている
  • 2000年代は球団合併もあり、長くBクラスが続く低迷期を経験
  • 2014年はソフトバンクと0.0ゲーム差で惜しくも優勝を逃した
  • 中嶋聡監督が2021年に就任し、チームを劇的に変革
  • 2021年から2023年にかけてパ・リーグ3連覇という偉業を成し遂げた
  • 2022年には26年ぶりとなる日本一を達成
  • 山本由伸投手が3年連続投手4冠という歴史的快挙でチームを牽引
  • 2024年シーズンは主力の移籍もあり5位に終わった
  • 2025年からは岸田護新監督が指揮を執っている
  • 2025年9月14日現在、チームは3位でAクラスを維持している
  • 長い歴史の中で、栄光と苦難を繰り返しながら成長してきた球団である

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この記事を書いた人

外資系企業のメディア担当として、海外サッカーやMLB関係の記事を多数執筆。プロ野球では中日ドラゴンズのファンを20年間継続しており、浅尾選手をリスペクトしています。野球専門メディアとして、12球団の最新情報や大谷選手特設ページなどの情報をたくさん更新していきます。

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